
日本でも、子どもにつける行き過ぎた名前が「キラキラネーム」と呼ばれ話題になることがある。漢字がないだけ海外では起こりにくい現象だと思っていたが、そうでもないようだ。「なんでそんな名前をつけた」と同情したくなる名前が、やはり存在するのである。
子どもの名前を考えるのは一仕事である。近年、個性を重視するあまりか、あまりにも華々しく、輝かしすぎる名前が考え出され、「きらきらネーム」なんて呼ばれたりしている。
小学校の先生は4月、子どもの名前を呼ぶのにずいぶん苦労することであろう。
しかし、きらきらネームは、文字のごとくきらきらなのだ。思わず目を細めるほどの輝きをその名前が放っていたって、名前がもつ意味が「マイナス」であることはあまりない。
これは日本の特徴かもしれない。例えば、「死」は名前に用いられることが禁止されている。
今回ご紹介するのは、海外の方の名前だ。しかし、これから紹介するのはきらきらネームではない。
どうしてこんな名前をつけたのか、親の考えを伺ってみたいと思えるような、かわいそうな名前たちである。
1:Sam Sung さん(サム・スン)

親のせいではない。たまたまであろう、しかしこれと同じ名前が、韓国の某大会社にもつけられてしまった。
しかもこともあろうに、Sam SungさんはApple勤務(そのうえスペシャリストでさえある)。
神のいたずらなのだろうか。
2:Saad Maanさん(サード・マン)

綴りは違うが、どうしても「Sad Man(悲しい男)」に聞こえてしまうだろう。この表情である。
3:Hitler Mussoliniさん(ヒトラー・ムッソリーニ)

ヒトラーにムッソリーニ。あまりいい印象だとは言えない。
4:Mr.Pervさん(パーフ先生)

Pervは、Pervertと同じ意味で、いやらしい・変態という意味がある。変態先生よ、子どもをしっかり見てやってください。
5:P.Enissさん(P.エニス)

P.は、ペーターなのかもしれないし、ポールなのかもしれない。でも、こう略されて表記されることもご命名の際には考えていただきたかった。
6:Dick Longさん(ディック・ロング)

お子様にDickと名づける親はなかなかいないと思われるが、更に苗字がLongときた。いじられること間違いなしの名前である。
いかがだっただろうか。最後にも書いたが、ここに挙げた方々はきっと名前に幾度となく苦しめられてきたことだろう。
もう少し考えてやればよかったのに、と同情してしまうが、ぷっと吹き出してしまったことも白状する。
名前に負けず、強く生きらる、もしくは生きられたことを祈るばかりだ。
掲載元: http://www.boredpanda.com/funny-unfortunate-names/?cexp_id=1730&cexp_var=7&_f=featured
(秒刊サンデー:はる)