はじめに


「なんばグランド花月」は、吉本興業の本拠地として、長らく親しまれている劇場です。
劇場では、吉本新喜劇や吉本興業所属の芸人による漫才や落語などの公演が、毎日行われています。
笑いの殿堂「なんばグランド花月」の魅力や、2016年秋の見どころについてご紹介していきます♪

大阪観光の名所でもあるお笑い専用劇場「なんばグランド花月」


「なんばグランド花月」の歴史は、前身の「なんば花月」から始まります。
「なんば花月」は、吉本興業の演芸専用劇場として、第二次世界対戦後の吉本興業の拠点の一つでした。

その「なんば花月」の老朽化により、新しく「なんばグランド花月」がオープンしたのは1987年のこと。

基本的には毎日休まず、漫才やコント、新喜劇などが公演されています。

平日は2回公演、土・日・祝日は3〜4公演は当たり前。
公演数の多さも「なんばグランド花月」の魅力のひとつです。
いつも来場者を楽しませている場所なんです♪

館内は、全席指定で900席もシートがあり、お笑い・喜劇専門の劇場としては、国内最大級の収容人数を誇ります。

客層の年齢層は比較的高めで、大阪の観光ルートの1つともなっています。

大阪「なんばグランド花月」は、いつ行っても笑える場所


1987年に新築開場された「なんばグランド花月」は、吉本興業最大級の劇場です。

本公演では、中田カウス・ボタン、オール阪神・巨人といった大御所が出演する際は、後ろに置かれた、ソニー製の大型映像表示装置「ジャンボトロン」は隠され、寄席などで見かける出演中の芸人・漫才師・落語家などの名前が書かれた、紙製のめくりが使用されています。

2016年3月31日(木)に行われた本公演の3回目で、年間来場者が100万人を突破し、1987年のオープン以来、過去最高の動員数を記録しました。

その時の来場者全員に、大入り袋が配られたのは有名な話なんです。

2016年も「M-1グランプリ」や「R-1ぐらんぷり」の会場として


「なんばグランド花月」になってから、新喜劇の興行が始まりました。

現在は、吉本興業主催の「M-1グランプリ」や「R-1ぐらんぷり」の準決勝の会場にもなっています。

オープンから25年が経過した2012年には、初の大規模なリニューアル工事が実施され、座席の取替やバリアフリー化を図り、劇場のエレベーターも新設。
その時に地階のテナントスペースも一新されています。

収容人数の増減はないものの、薄型化されたシートは、前後の間隔が若干広がった印象です。

リニューアルオープンに合わせるように、1階に関西地方初となるAKB48カフェ「AKB48 CAFE&SHOP NAMBA」がオープンしています。

2016秋もイベントが目白押しの「なんばグランド花月」


吉本興業最大級の劇場「なんばグランド花月」では、2016年10月も休まず漫才・落語・吉本新喜劇が毎日公演されています♪

主な公演をいくつかピックアップしてご紹介します。
朝〜夕方までは本公演、夜は新喜劇や収録イベント、漫才やコントなど魅力的な催しが盛り沢山です!

10月3日(月)〜5日(水)・7日(金)19:00開演
 女子アナ新喜劇~女だらけの吉本新喜劇第3弾~

10月6日(木)19:30開演
 MBSラジオ公開録音イベント『復活!!スッごい!おとな時間』inなんばグランド花月

10月10日(月)19:00開演
 大阪漫才 秋の陣
 出演:トミーズ/テンダラー/シャンプーハット/ギャロップ/スーパーマラドーナ/スマイル/銀シャリ/アキナ/和牛

10月13日(木)19:30開演
 ダイナマイト関西2016オープントーナメント大会~予選トーナメント⑥~

10月19日(水)19:00開演
 漫才三昧 vol.27
 出演:ティーアップ/笑い飯/ファミリーレストラン/ギャロップ/学天即/和牛/コマンダンテ、他
(ゲスト)ナイツ(マセキ芸能者)

10月25日(火)19:00開演
 漫才×コント ライブ~M-1ファイナリストとキングオブコントファイナリスト~
 出演:スリムクラブ/銀シャリ/和牛/天竺鼠/藤崎マーケット/コロコロチキチキペッパーズ

この秋も、「なんばグランド花月」でお笑いの魅力に触れてみて下さい♪

◆なんばグランド花月
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前11-6吉本会館
電話番号:06-6641-0888
定休日:年中無休

なんばグランド花月



おわりに


漫才やコントや新喜劇が、年中無休で毎日行われている「なんばグランド花月」は、毎日通っても飽きることはないでしょう。
コテコテの大阪のお笑いがたっぷり楽しめる魅力的な劇場です。
情報提供元: 旅色プラス