はじめに


京都府で最古の禅寺・建仁寺(けんにんじ)は見どころが多く、京都観光には外せないスポットです。
「建仁寺」を観光するなら、絶対に知っておきたい見どころをご紹介します。

京都府観光で行きたい♪「建仁寺」の見どころ①風神雷神代表作の「風神雷神図」


最初にご紹介する、建仁寺(けんにんじ)の見どころポイントは、金色のびょうぶに風神様と雷神様が描かれた「風神雷神図」(ふうじんらいじんず)の複製作品です。

一般的に知られている「風神雷神図」は平面に広げられている作品ですが、建仁寺ではジャバラ状にびょうぶが正しく広げられた状態で作品を見ることができます。

立体的のため動いているようにも見え、迫力が倍増した作品を楽しめますよ!
なお、本物は京都国立博物館で見ることができます。

京都府観光で行きたい♪「建仁寺」の見どころ②108畳もの巨大な天井画「双龍図」


建仁寺の法堂には108畳もある天井に、龍の水墨画が描かれており、とても迫力があります!

2002年、建仁寺の建立800年記念に日本画家の小泉淳作(こいずみ じゅんさく)氏によって、約2年もの年月をかけて描かれた作品です。

本物の龍が、天井から飛び出してきそうな勢い!
時間を忘れて見入ってしまう方も多いでしょう。京都ならではの独特な世界観を味わうことができますよ。

京都府観光で行きたい♪「建仁寺」の見どころ③趣ある3つの庭園


建仁寺には大雄苑(だいおうえん)、潮音庭(ちょうおんてい)、○△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)と呼ばれる3つの庭園があり、どの庭も見ているだけで1日過ごせそうな佇まいです。

珍しい白砂とコケと巨石で作られた「大雄苑」では、整地された白砂に緑と石とが調和していて、心が洗われる気分になります。

「潮音庭」は、四方から眺められる庭。秋には紅葉が彩り、とても美しいです。

「○△□乃庭」は、白砂で整地された真ん中に、円状に生えたコケや四角い井戸などがあります。名称の通り、思わず○△□の形状を探したくなります♪

京都府観光で行きたい♪「建仁寺」の見どころ④毎週第2日曜日の坐禅体験


京都の観光では座禅体験も人気があります。
建仁寺は無料で座禅体験できる数少ないスポットとなっています。

「千光会」という名称で、毎月第2日曜日の午前8時より誰でも座禅体験ができます。
座禅は20分を2回と、初心者でも参加しやすいスタイルです。

座禅が終わった後はお経を一緒に唱え、その後お茶がふるまわれます。
最後に法話を聞くといった、普段の生活には無い空間で貴重な体験ができますよ♪
特に予約などは必要なく、誰でも気軽にチャレンジできるのが嬉しいですね。

◆建仁寺(けんにんじ)
住所:〒605-0811 京都市東山区大和大路四条下ル4丁目小松町
電話番号:075-561-6363
営業時間:
3月1日~10月31日10:00~16:30(17時閉門)
11月1日~2月28日10:00~16:00(16:30時閉門)
定休日:12月28日~12月31日
拝観金:一般500円、中高生 300円

建仁寺



おわりに


京都府で最も古い禅寺である「建仁寺」は、心休まる3つの庭園や風神雷神画のびょうぶ、迫力ある龍の天井画など見どころ満載のお寺です。
観光におすすめなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
情報提供元: 旅色プラス