はじめに


台湾好きなら一度は行ってみたい台南。せっかく台南にステイするなら、雰囲気のあるところに泊まってみたいですよね? 今回ご紹介する「台南晶英酒店」は現代的なモードの雰囲気の中にいにしえの儒教精神が感じられるという、珍しいホテルです。

観光やショッピングに便利


台南晶英酒店は台南観光のメッカ・中西区に位置しています。このエリアには林百貨店や赤崁樓などの有名観光地や台南グルメの名店も点在していて、台南観光の拠点としてベスト。もちろんアクセスも抜群で、新幹線駅と市内を結ぶシャトルバスのバス停にも近いという立地も魅力的です。

いにしえの儒教世界へ


ホテルの中に入ると、一気に時空を超えたかのような空間が広がっています。ロビーの両側に置かれた太鼓、ロビー脇の「書院」に並べられた古い書物。数千年にわたり脈々と伝えられてきた儒教のスタイルを感じさせる仕掛けが散りばめられています。

その空気感はゲストルームにも及んでいて、筆をイメージした照明や、伝統的なふるいを藤細工のように仕立てたベッドボードや椅子など、台南が長い歴史の中で育んできた独自の文化を映し出しているかのようです。

子ども連れでも大満足


4階のレクリエーションフロアには屋外プールやフィットネスがあって、レクリエーション施設も充実。さらに同じフロアにはキッズクラブ「小學堂」があります。子ども向けの本や遊具の他に、いろいろなプログラムがあって、子どもたちも楽しめるエリアです。

素材が活きるホテルグルメ


炭火焼グリルの「ROBIN’S 牛排館鐵板燒」では、最高級の牛肉と新鮮なシーフードが味わえます。腕利きのシェフによる炭火焼は、素材そのものの滋味を引き出している逸品。広東料理や香港式飲茶が楽しめる「晶英軒」では、櫻桃鴨のローストや直火石焼チキン、和牛鍋など、看板メニューが並び、ついつい目移りしてしまいます。

戦うショットバー


4階にある「池畔酒吧水晶廊」では、「三十六計調酒SHOT盤」をぜひ楽しみたいところ。

6種類ずつ、台湾と欧米のお茶、ブランデーやウィスキーなどのアルコール類が合計36種類用意されている状態から戦術が刻まれたくじをひき、同じ戦術のお碗を飲んでいきます。

地元の芸術家に特注したというお碗は、中国の古い兵法書『兵法三十六計』をモチーフにしたもので、オリエンタルな雰囲気が満ち満ちています。ゲーム感覚ながら、知らず知らずのうちに兵法三十六計の世界に引き込まれていくでしょう。

本場フランスのスイート


落ち着いた雰囲気が好きなら、「晶英貴賓廊」がおすすめです。この晶英貴賓廊では、フランス人パティシェによる本場フランスのスイーツを楽しむことができ、スイーツ女子には見逃せないところ。

パティシェはフランス、中国、エジプト、ヨルダンの5つ星ホテルで経験を積んだ実力派で、味もスイートクラス。なのに、価格は580元+サービス料で食べ放題というから、とてもお手頃。アフタヌーン・ティーにはぜひ利用したいラウンジです。

おわりに


「温故知新」を表しているかのように、いにしえと今が出会う空間が広がる「台南晶英酒店」。台南にステイするなら、料理も、スイーツも充実した、いにしえと現代が融合したホテルを選んでみてはいかがでしょうか。


◆台南晶英酒店
住所:台南市中西區和意路1號
電話番号:+886-6-213- 6290





情報提供元: 旅色プラス