はじめに


楽しく触りながら創造的な学びができる「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が、長崎歴史文化博物館にて2019年7月13日(土)から9月1日(日)まで開催されます。「共創」をテーマにした新しい学びの場を体験してみませんか?

チームラボ 学ぶ!未来の遊園地


「学ぶ!未来の遊園地」は、台湾やアメリカ、南アフリカなどの海外でも実施されてきた、子どもから大人まで楽しめる教育的なプロジェクトです。2015年にお台場で初開催して以来、国内外で高い評価を受けてきました。2018年の12月には、国内外合わせて累計1000万人の入場者を記録。とくにアメリカで開催した際には、シリコンバレーで初めてアートが受け入れられたと評されたり、シンガポールでも常設展が設置されたりと、たくさんの人が訪れています。

テーマは共創


このプロジェクトがテーマに掲げるのは「共創」。「共創」とは、人間にしかできない「共同的な創造性」のことで、先のわからないこれからの社会でとても大切になってくるものだそう。正解が一つだけではなく、個人主義でなく他者と体を動かしながら一緒に創造していくという視点を身に着けるための体験を、遊びながら経験しましょう。

注目作品① 小人が住まうテーブル


注目したい作品の一つが、「小人の住まうテーブル」です。

これは小人たちが住んでいる丸いテーブルで、私たちは上から覗き込んで見ることになります。最初は、小人たちは覗き込まれていることに気づきません。テーブルの上に手を置いたり、物を置いたりすると、小人たちはそれに気づいて手に載ったり、ジャンプしたりして遊び出します。ここでは、慣性の法則や運動の法則、作用・反作用の法則といった科学的な法則に則った体験をすることで、クリエイティビティや論理的思考力、物理法則などが学べるのです。光であらわされた小人たちはきらきらしていて、見ているだけでも楽しい作品ですよ。

注目作品② まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり


「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」という作品では、言霊を記録したとされる象形文字に触れると、その意味が映像となって映し出され、物語が始まります。

自分が映し出した映像とほかの人の映像とが合わさって、木に鳥が止まったり、羊が犬を恐れたりといったストーリーが出来上がります。因果関係や、象形文字という概念などを大きなスケールで学ぶことができる楽しい作品です。


◆チームラボ 学ぶ!未来の遊園地
場所:長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市立山1-1-1)
期間:2019年7月13日(土)~9月1日(日)
時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)
定休日:7月16日
料金:当日 大人1300円、中高校生1100円、子ども(3歳以上)900円
   前売 大人1100円、中高校生900円、子ども(3歳以上)800円

おわりに


「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」では、見た目にも美しい映像と、楽しい遊び感覚でアートで「共創」の感覚を養えるイベントです。大人も子どもも夢中になって遊べるので、ぜひ足を運んでみてください。

情報提供元: 旅色プラス