「觀日品月Meet Sun Moon Lake」のオーナーは、伊達邵地区の人気茶店「育正茶荘」を営む林育正氏。17年前に故郷の南投に戻り、代々受け継がれてきた茶畑を運営するほか、お茶を取り入れたスイーツの開発に取り組むなどして、伊達邵商店街を盛り上げてきた人物です。快進撃は続き、今度は生まれ育った実家の空き地を活用し、他とは一線を画す独自色の強いホテルを造ることを決意。その夢を形にすべく、複数の設計士との協議を重ねました。オランダ留学を経て翼丞設計公司を立ち上げた梁翼麟氏は、実に4人目の設計士だそう。彼らとの3年超に及ぶ打ち合わせを経て、伊達邵きっての好立地に、打ち放しコンクリートのモダンな佇まいが目を引くホテルを完成させました。