はじめに


東京都日野市にある日本庭園「京王百草園」では、毎年好評の約60本のロウバイが開花、見ごろを迎え甘い香りを漂わせています。花に癒される、リラックスしたひとときを過ごしに出かけてみませんか。

ロウバイは、ロウバイ科の落葉低木で、高さは2~5m、中国が原産。日本には後水尾天皇の時代(在位1611~1629年)に渡来したといわれています。和名の由来は漢名「蝋梅」の音読みにより、蝋梅の名は、花弁の色が蜜蝋の色に似ているのでつけられたました。他に臘月(ろうげつ)、すなわち陰暦の12月に咲く、梅に似た花の意だという異説もあります。

「京王百草園」では、そのほか紫や白色の花が特徴のカンザキアヤメや濃紅色の早咲き梅・ヤエカンコウも少しずつ開花を始め、上品な香りが特徴のニホンスイセンは見ごろを迎えています。
《カンザキアヤメ》
《ニホンスイセン》
《ヤエカンコウ》


◆京王百草園
住所:東京都日野市百草560
開園時間:9:00~17:00
入 園 料:大人300円、小人100円
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
問い合わせ:042-591-3478(9:00~17:00)

おわりに


寒い時期に、力強く咲き誇る花々を見ると、なんだか気持ちもほっこりするもの。ぜひ、「京王百草園」で可憐な花に癒されつつお散歩してみてはいかがでしょうか。
情報提供元: 旅色プラス