はじめに

近年、焼肉業界が大きな盛り上がりを見せている台湾。A5ランクの和牛に代表される、上質な焼肉がいただけるお店が急増中。「燒肉smile」「本格和牛燒肉放題」といった人気チェーン店を展開する築間餐飲グループは、今春、さらに新ブランド「絵馬別邸 えまべってい」を台中でスタートさせました。2〜3人用のセットメニューが中心のこのお店、深夜4時まで営業しているとあって、レストランのラストオーダーが早い台湾では、実に頼もしい存在。台中滞在時、がっつり夜食が食べたいときの第一選択といえそうです。

拡大路線を激走中の築間餐飲グループから新ブランドが誕生!

基隆の石頭火鍋店からはじまり、火鍋と焼肉のチェーン店を展開、台湾での総店舗数が200に到達したという築間餐飲グループ。いま、最も勢いのある飲食グループが2023年に誕生させのが「絵馬別邸 えまべってい」です。この新ブランドの名前は日本に由来していて “絵馬”は、私たちには馴染みのある、願い事を書いて寺社に奉納する板を意味し、“別邸”には、迎賓館という意味合いが込められているそう。1号店となる台中水湳店は、台中のレストランスタイルを踏襲した庭付きの戸建て建築。日本庭園の緑と自然光が心地よい空間となっています。

台湾では、なかなかお目にかかれないホルモン類が多数。

「絵馬別邸 えまべってい」のメニューは牛肉がメイン。ハラミ&サガリ、タンといった台湾ではまだ一般的ではない部位をはじめ、最高ランクのA5和牛などがいただけます。 牛肉が食べられない人もご安心を。《特賞套餐》をオーダーすれば、贅沢な鶏&豚肉の饗宴が楽しめます。

盛りだくさん! 2人、または3人用のセットメニューが基本。

セットメニューの価格は、肉のランク&種類と人数(2人または3人)によって異なり、副菜部分は共通。先付け、小鉢、お食事、鍋、田園野菜盛り、鶏4種(モモ、首肉、軟骨、白子)、厚切り豚肉、秘伝の壺漬け、海鮮盛り、飲み物、デザート…と豪華です。 先付けの生野菜サラダは、ガラスのキャニスターに入れて提供されるユニークな一品。ゴマ、ゆず、和風、シーザーの4種のドレッシングから1つを選び、キャニスターの中に入れてシェイクしていただきます。小鉢のうちの1つ《海苔生牛肉》は、多層的な味わいが楽しめるユッケの海苔巻き。お食事はコシヒカリの白飯がデフォルトですが、石焼きビビンパへのアップグレードが可能です。ビビンパは、エビ&ニンニク、ヤリイカ&アオリイカ、麻油鶏の3種類から選べます。

「絵馬別邸 えまべってい」は、焼肉レストランでありながら、築間グループの強みを活かし、焼肉をいただきながら、鍋も楽しめるのがポイント。セットメニューの鍋料理では、4種のスープからお好みのものを選び、付属のしゃぶしゃぶ用の肉や野菜をどうぞ。

主役の牛肉は、アメリカ産プライム牛のカルビ、ハラミ&サガリ、噛みごたえある穀物肥育牛のタン、均一にサシが入った極上のA5和牛、オージービーフ最高級のM 9+和牛など(セットの価格により肉のランクや種類は異なります)。おすすめは、口に入れるや否やとろける味わいの極上A5和牛、旨味と香りが抜群のM 9+和牛がいただける高価格帯のセット。ここで奮発する価値は十分に。

“秘伝の壺漬け”は、焼きカルビ、和牛のマルチョウ&シマチョウ、豚ショウチョウ&テッポウから1つを選択。台湾の一般的な焼肉店ではお目にかかれないメニューです。
海鮮は、ブラックタイガー、ホタテ、生牡蠣、紋甲イカの「海の盛」、またはホッキ貝、帆立、はまぐり、紋甲イカの「海の幸」から、1人1つを選択。これらの海鮮プレートは、サバまたはツバメコロシノの一夜干しにアップグレードすることも可能です。 デザートは、キャラメルブリュレ、ピーナッツアイスなど4種から1人1つを。追加料金で、昔ながらの黒糖かき氷にチェンジすることもできます。 ドリンクは、コーラ、スプライト、カルピス、冬瓜茶、水出し烏龍茶から各自お好きなものを。アルコール類は別途注文が必要です。セットメニューはボリューミーなので、お腹を空かせて向かうが吉。台湾の日本式焼肉の質と量のレベルをぐっと引き上げた「絵馬別邸 えまべってい」。今後の店舗展開にも注目です。


◆絵馬別邸 えまべってい
台中水湳店
住所:台中市北屯區中平路1100號
電話:+886-4-2426-5555
情報提供元: 旅色プラス