はじめに


明治28年に呉服商の別荘として建てられ、その後料理旅館として人気を博した「南禅寺参道 菊水」が2018年6月にリニューアル。創業60年を超える歴史深い趣はそのままに、リノベーションされた空間は時代の進化を取り入れつつ“菊水らしさ”がデザインされています。宿泊は1日5組限定という「南禅寺参道 菊水」が、今回、旅色読者のために特別な特典を用意してくれました。特典を受けるには予約時に「旅色を見た」または「旅色プラスを見た」と伝えるだけ! お得に贅沢な時間が過ごせる5つのポイントをご紹介します。

伝統と革新が心地よく融合する京都・南禅寺の宿


“南禅寺の参道に佇む、食と時を味わう別邸”として生まれ変わった「南禅寺参道 菊水」。時代に合わせた進化を取り入れるため、モダンアートと和のしつらえを融合。脈々と受け継がれた日本建築の粋をリデザインし、これまでのイメージを一新しました。玄関は土間、くつ脱ぎ石、上がり框で構成された伝統的な日本家屋の様式でありながら、靴は脱がなくてOK。また、自慢の庭園にはウッドデッキをつくり、自然の息吹をより身近に感じられるようにするなど、上質なひとり旅を望む若い女性にもフィットする宿に進化しています。

贅沢ポイント①JR京都駅八条口よりタクシーで無料送迎


最寄り駅は京都市営地下鉄東西線の蹴上駅。新幹線の停車駅であるJR京都駅からは地下鉄を乗り換えて片道約20分で、蹴上駅からは徒歩7分の距離。電車&徒歩移動でも問題ないくらい好立地だけど、特典を利用すればJR京都駅から「南禅寺参道 菊水」までタクシーで直行できるんです。これならひとりでも気軽に来られて便利。車窓から街の景色を眺められ、優雅な気分も味わえます。

贅沢ポイント②明治時代に作られた美しい庭園を堪能


「南禅寺参道 菊水」の見どころは、なんといっても季節ごとにその表情を変えるお庭。近代日本庭園の先駆者といわれる庭師・7代目小川治兵衛が作庭したしたことで知られています。庭の中心には、年輪を重ねていることが見てとれる大きなアカマツが。秋になると紅葉とのグラデーションが楽しめます。
そんな庭園を眺めるのに最適なのが1階のDINING TERRACE。チェックイン後、まずはここでティータイム。移動の疲れを癒してみては。

贅沢ポイント③京都らしいおもてなしを体感


近隣散策でおすすめなのは、徒歩約5分の場所にある、国指定の名勝「無鄰庵(むりんあん)」。「南禅寺参道 菊水」の庭園と同じく小川治兵衛が作庭。幕末から明治にかけて軍人、政治家として活躍した山縣有朋の別邸として建てられました。当時は池を海に、岩を島に見立てる象徴的な庭園が多くありましたが、こちらは里山の風景や小川そのものをイメージ。野花が咲くほか、長い年月で自然発生した約50種の苔が広がっています。
紅葉シーズンは混み合うため、閉場間際の夕方もしくは開場すぐの早朝が狙い目です。
庭園を一望できる母屋はカフェとして利用可能(9:00~16:30)。特典を利用するとお抹茶(お菓子付き)をいただけます。希望すれば、庭園を案内してもらうことも可能。東山を借景にした庭園を眺め、琵琶湖疎水のせせらぎに耳を澄まし、まろやかなお抹茶を味わう。これこそ京都旅の醍醐味ですね。

【無鄰庵】
住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町31
TEL:075-771-3909
開場時間:9~10月/8:30~18:00、11月/7:30~17:00、12~3月/8:30~17:00、4~6月/8:30~18:00、7~8月/7:30~18:00
入場料:410円

贅沢ポイント④朝食に無料で名物湯豆腐を追加


「南禅寺参道 菊水」の朝食をプロデュースしているのは、ミシュラン三つ星料亭「日本料理 柏屋」の主、松尾英明氏。体を優しく目覚めさせてくれる前菜、お魚、出汁巻玉子、ご飯、吸い物、デザートが順に運ばれます。ご飯は京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」の最高級ブレンド米「扇霞」。専用の土鍋と水で炊き上げた甘くて粒だった炊きたてご飯をいただけるだけでも贅沢なのに、特典を利用すれば南禅寺の名物・湯豆腐もサービス。
ポン酢ではなく、お出汁でいただくのが南禅寺の湯豆腐の特徴。「南禅寺参道 菊水」では、銀閣寺近くの「東山とうふ 西初」からきぬごし豆腐を取り寄せ、北海道産の真昆布、鹿児島県枕崎産のかつお節でつくる上品なあわせ出汁を用意しています。アツアツをすくって、かつお、ねぎ、生姜などの薬味をのせて。あたたかい出汁をかけて召し上がれ。

贅沢ポイント⑤京都名物のお土産をプレゼント


優雅な旅を締めくくるのは、うれしいお土産。「祇園つじり」の抹茶せんべい、もしくは俳優・佐々木蔵之介さんのご実家として知られる「佐々木酒造」の日本酒のいずれかを特典としてプレゼント。帰りの新幹線でいただくもよし、旅の思い出と共に大事に持ち帰るもよし。
『お客様に喜んでほしい』という想いを込めて「南禅寺参道 菊水」が厳選してくれた、京都らしいお土産に感激すること間違いなしです。

おわりに


豪華な旅を自分で事前に準備するとなると時間とお金がかかってしまうけれど、このお得な特典を利用すればとっても便利。この秋は「南禅寺参道 菊水」にお泊りして、上質な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?


◆南禅寺参道 菊水
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町31
電話番号:075-771-4101※「旅色を見た」または「旅色プラスを見た」とお伝えください
チェックイン:15:00
チェックアウト:12:00


情報提供元: 旅色プラス