はじめに


宮城県の石巻・牡鹿地区を中心に、2019年8月3日(土)から9月29日(日)までの58日間にわたって開催される「Reborn-Art Festival 2019」。そのオープニングを飾るイベント「転がる、詩(ころがる、し)」に、櫻井和寿・宮本浩次・Salyu・青葉市子という豪華アーティストの出演が決定。日本の音楽のオリジナリティに浸れるスペシャルイベントへ、この夏出かけてみませんか?

「Reborn-Art Festival 2019」とは?


「Reborn-Art Festival」は、2017年から宮城県の牡鹿半島と石巻市街地を中心に開催されるようになったアート、音楽、食の総合芸術祭。
宮城県の豊かな自然を舞台として、地元の人々と作り上げる大きなフェスティバルで、今年は2019年8月3日(土)から9月29日(日)の58日間開催されます。

東日本大震災で大きな被害を受けた地域ですが、国内外の現代アーティストが集まったり、多くの人でアート作品を作り上げたり、様々な音楽イベントがあったりと、地域復興のきっかけとなる取り組みがたくさん行われています。

オープニングを飾るイベント「転がる、詩」


「転がる、詩」は、「Reborn-Art Festival 2019」のオープニングを飾るイベント。8月3日(土)・4日(日)の2日間、石巻市総合体育館で開催されるスペシャルコンサートとなります。

さまざまな時代の名曲や、アーティスティックな楽曲に浸れるこのイベント、プロデュースするのは、音楽プロデューサーとして知られる小林武史。出演アーティストとして発表されているのは、日本中から愛されるロックバンドである「Mr.Children」のボーカリスト櫻井和寿、「エレファントカシマシ」のボーカリスト宮本浩次、女性ボーカリストのSalyu、シンガーソングライターの青葉市子など。小林武史もキーボードで参加するため、“小林ワールド”を愛する女性は必見のイベントです。

「詩」に注目のコンサート


「転がる、詩」は、日本の音楽をアートとしてとらえた時に、最もオリジナリティのあるものが「歌詞」であるということから、その名が付けられました。日本の音楽の「詩」が果たしてきたその文学的な役割を、歌唱や演奏表現を通して見つめなおす機会になります。

出演者を見ても、とりわけ「歌詞」に注目されていたり、詞とメロディの取り合わせが秀逸なアーティストばかり。グルーヴやビート、刺激的な演出ではなく、「歌詞」に思いをはせながら音楽に浸る夜を過ごしませんか?

異色のオペラ「四次元の賢治 -完結編- 」も開催


「Reborn-Art Festival 2019」では、小林武史が音楽を担当した異色のオペラ「四次元の賢治 -完結編- 」も開催。宮沢賢治の作品をベースとして、思想家の中沢新一が脚本を書き、小林武史がオペラとして仕立てた異色の舞台作品です。

出演は「水曜日のカンパネラ」のコムアイや、アーティストのSalyu、俳優の満島真之介、シンガーソングライターのヤマグチヒロコ。他に類を見ない、必見のオペラとなっています。


◆転がる、詩
場所:石巻市総合体育館
電話番号:022-222-9999
開催日:2019年8月3日(土)
開場16:00/開演17:00/終演19:00予定
2019年8月4日(日)
開場15:00/開演16:00/終演18:00予定
料金:9,000円

おわりに


日本の音楽のオリジナリティである「歌詞」「言葉」に注目したイベント「転がる、詩」。宮城の豊かな自然を感じながら、音楽にじっくりとひたる夏の夜を過ごしませんか?
情報提供元: 旅色プラス