はじめに


平成元年まで操業されていた新潟県の観光スポット「佐渡金山遺跡」の見どころをご紹介します。
見学できる2つのコースや、本物の金塊に触れる金塊チャレンジが話題となっているんです。

新潟県観光で立ち寄りたい「佐渡金山遺跡」の見どころ①江戸金山絵巻に描かれた世界を体感できる見学コース


佐渡金山遺跡では、2つの見学コースが用意されています。
1つは江戸時代初期に開発された宗太夫抗(そうだゆうこう)を見学できる江戸金山絵巻コースです。

手掘りされた坑道や採掘跡にて、江戸金山絵巻に描かれた採掘の様子を再現されており、中は夏でもひんやりするので気持ちいいとの声もあります。

約30分ほどかけて、当時の様子を学ぶことができますよ。

新潟県観光で立ち寄りたい「佐渡金山遺跡」の見どころ②佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」を間近で見れるコース


佐渡金山遺跡の見学コース2つ目は、明治から平成元年まで使用されていた道遊抗(どうゆうこう)を見学する明治官営金山コースです。
そのままの状態で残っているので、展示よりもリアル感があり、心に刺さるものがあります。

中でも佐渡金山のシンボルとも言われる「道遊の割戸」は、江戸時代の露天掘りの跡でもあり、山が二つに分かれるほど金銀の掘削を行ったという事実を目の当たりにするスポットです。

その他、2017年春にはさらにもう一つのコースがオープン予定となっています。
開削当時のままの坑道を探検できうる無名異抗(むみょういこう)・暗闇廃坑探検コースです。

新潟県観光で立ち寄りたい「佐渡金山遺跡」の見どころ③金山資料館で金の延べ棒


佐渡金山遺跡にある金山資料館では、金の延べ棒を透明の箱から取り出す金塊チャレンジコーナーが大人気です。

金の延べ棒は重さ12.5kgあり、時価6千万円です。
片手で外に出せると記念品がもらえます。
取り出せなくても本物の金塊に触れることができるので、幸せな気分になれますね。

その他、資料館内では金が採掘されるまでどのような工程があるのか、江戸時代に佐渡金山あたりがどのような街並みだったかなどをジオラマで見ることができます。

新潟県観光で立ち寄りたい「佐渡金山遺跡」の見どころ④日本最大の金銀山


佐渡金山の金鉱脈は、東西3千メートル、南北600メートル、深さ800メートルにも広がっており、その大きさは日本最大級の金銀山でした。

江戸から平成までの約400年間に産出した金は78トン、銀は2,330トンにも及んでいました。
掘削ように削られた坑道の総距離は、なんと400キロメートルにもなっており、その壮大さを体感することができます。

◆佐渡金山遺跡
住所:新潟県佐渡市下相川1305
電話番号:0259-74-2389
営業時間:8:00~17:30(4月~10月)、8:30~17:00(11月~3月)
定休日:無休

佐渡金山遺跡



おわりに


新潟県佐渡島にて観光で立ち寄りたい「佐渡金山遺跡」の見どころをご紹介しました。
思いのほか楽しかったという声も多いので、佐渡島に行った際は行っておきたい観光地です。
情報提供元: 旅色プラス