【イタリア】芸術の神髄に触れる✨ローマ・フィレンツェ旅3日間🎨
編集:Funliday-もっか
古代ローマ帝国の時代から、ルネッサンス、バロック、現代と芸術のあゆみをそのままに残している永遠の都ローマ。 今回はローマの芸術を巡るとともに、「ローマの休日」で知られるスペイン階段や真実の口も行ってきました💐 ぜひご覧ください🖼
1 日目
Colosseum | 3時間
ローマといえばここ!! 「コロッセオ」ですよね! 写真で見ると分かりづらいですが、コロッセオ普通に大きいです😳 例えると東京ドームくらいの規模感でした! この見た目から分かる通り、めちゃくちゃ歴史を感じるし、現存しているのが凄いなってくらい色々なオーラを感じます。 西暦80年に、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場ですもんね! とにかくオーラ、、感じます。 中には入りませんでしたが、外は芝生になっていて写真を撮る観光客で溢れかえってました! 変な道具を売ってこようとする輩や、闘士や兵士などのコスプレをしていて一緒に写真を撮ったらお金を払わせる輩などもウロウロしているので注意してくださいね!
フォロ・ロマーノ | 1時間
フォロ・ロマーノは、紀元前6世紀から紀元3世紀まで、古代ローマの政治・経済・商業の中心地として栄えた広場です! 元老院が置かれたクーリア、セベルス帝の凱旋門、バシリカユリア(ユリウスのバシリカ)、サトゥルヌスの神殿、ウェスタの神殿などなど、修復・再建されたものも含め多数の遺跡があります。 近くにあるコロッセオと一緒に「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」としてイタリアの世界遺産に登録されています🌟 フォロ・ロマーノは看板や案内があまりなく、ただ遺跡がゴロゴロと転がっている所も多くあるので綺麗に全体像をみたい場合は丘に上ってください!
真実の口 | 30分
真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁、教会の正面柱廊の奥に飾られています! 他の観光名所と違ってものすごーーく分かりにくいので、マップで近くまで行ったら、目印は「人だかりの多い」場所です! もともとは古代ローマ時代のマンホールの蓋だったそうです🫢(え。マンホール大きくない?) 浮き彫られているのは、うねるような髪と髭におおわれている大河の神「オケアノス」の顔!! またよく見ると、二本の角が見て取れます👀 一見怖そうにも見えますが、口があいているからでしょうか、じっと見ているとぼーっとした間抜けな顔にも見えてきませんか?笑 嘘や偽りの心をもつ人間が手を入れると、噛み切られてしまう、手が抜けなくなってしまうという伝説で有名ですよ、、!
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 | 1時間
ローマ中心部の中でもさらに中心、主な観光スポットへのアクセスの要になる場所が、ベネチア広場! そこにそびえ立つ真っ白な建物が、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂です!(めちゃ外観綺麗) イタリア統一(1870年)の大きな役割を果たした、初代の国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の業績を記念して建てられたモニュメントだそう! とても高い建物なので、ローマ中心部で自分の現在地がわからなくなった時、上方を見上げてこの建物を探すと目印になります👁 イタリア国旗が🇮🇹めちゃ見えたらこの記念堂です✌️
トラヤヌスの記念柱 | 15分
記念柱はトラヤヌス帝時代のローマの政治、経済、宗教の中心地、通称フォーラムの中にトラヤヌス帝のお墓として建てられたものです! 第13代トラヤヌス帝は高校の世界史の授業を受けた方なら覚えているかもしれませんが、最盛期のローマ帝国を統治した5人の皇帝、五賢帝と呼ばれる一人です。 トラヤヌス、、覚えてますか?笑
トレビの泉 | 1時間
ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)である「トレビの泉」は世界的にも超有名で、ローマでも有数の観光名所として賑わっています!! もともとは、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(この方もトラヤヌスと同様、世界史を習った方はご存知ですよね?)が建設したものでした! しかし現在のバロック様式のトレビの泉は、18世紀にローマの建築家ニッコロ・サルヴィ(Niccolo Salvi)の設計で改造され、彼の死後の1762年に完成したもので、ポーリ宮殿の施設の一部として宮殿正面にあります。 中央に海神ポセイドン、左右に豊饒(ほうじょう)の女神ケレス(デメテル)、女神サルース(ヒュギエイア)を配した構図は、サルヴィのデザインです。 また、後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶う、という言い伝えも有名ですね! (ちゃんとコイン投げてきました)
パンテオン (ローマ) | 1時間
最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造されました! 建物は、深さ4.5mのローマン・コンクリート基礎の上部に、直径43.2m の円堂と半球形のドームが載った構造で、壁面の厚さは6mに達します。 高さによって材質を使い分けており、ドーム上部は凝灰岩と軽石を素材として用い、その厚さは1.5mに減じるそう!! 床からドーム頂部までの高さは直径と同じ43.2mで、頂上部分にはオクルス(oculus, ラテン語で「目」の意)と呼ばれる採光のための直径9メートルの開口部があり(これ有名ですね)ドームの質量を感じさせません、、。 ローマの神々が信仰されなくなったあとも、この象徴的な空間性によって、608年頃にはキリスト教の聖堂となり、破壊を免れました。 建物自体が非常に改築されにくいものだったので、この荘厳な空間は、今日でも見ることが出来ます👀 ラファエロの墓もここにあるそうです。 (私は映画『天使と悪魔』シリーズで登場していた場所なので絶対行く!と決めていました。)
ナヴォーナ広場 | 30分
ローマ中心街の少し西側に紀元前に造られた美しく芸術的な広場があります! それがナヴォーナ広場。 今から2000年以上前、ドミティアヌス帝が造らせた競技場が元となっていて縦に細長い特徴的な形をしています。 この広場を世界的に有名にしているのは、なんと言ってもその美しさ✨ 広場中心にはバロック彫刻の傑作といわれる、ベルニーニ(Gian Lorenzo Bernini)作の「四大河の噴水」があり、その向いには曲線が美しい聖アニェーゼ教会(S.Agnese in Agone)がそびえています。 んーーー、、市内で普通に置かれているオブジェが全て歴史的で美しい!! ローマ帝国、、最強な理由がわかります。
サンタンジェロ城 | 15分
サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)は、ローマの北西部、バチカン近くにある、円筒形をしたお城です! 晴れた日に遠くから見ると、チョコレートクリームでデコレートされたケーキのようにも見えます🎂🍫 「サンタンジェロ城」とは、イタリア語では「聖なる天使の城」という意味! お城の頂上で天使が剣をかざし、お城へと渡る橋にも天使たちが立ち並ぶ、まさに名前の通り、天使に守られた姿が印象的なお城です、、。 サンタンジェロ城へ繋がる「サンタンジェロ橋」にこの天使たちがいるので、橋を渡ると天使を近くで見れます。
スペイン広場 (ローマ) | 3時間
スペイン広場の最大の見どころはなんといってもスペイン階段ですよね! 『ローマの休日』で一躍人気観光地となったこの階段には本名があり、Scalinata di Trinità dei Monti(スカリナータ・ディ・トリニタ・デイ・モンティ)といいます!(※1725年にフランス外交官の寄付で完成しました) ここにスペイン大使館があったから、このわかりやすい愛称がついたのです。 バロック時代の特徴である波打ちながら流れるというドラマティックなデザインが取り入れられています。 横幅はかなり大きく取ってあり、登りはじめて中段まで行くと二股に分かれ、真ん中に広場のような踊り場を抱き込んでいるとても芸術性のあるスタイルです🇮🇹
D’Angelo Caffè &Gastronomia - Bar Bistro Caffetteria Napoletana a Roma D’Angelo Caffè sq.Repubblica | 1時間
ホテル近くにあったジェラート屋さんで、イタリアの本場ジェラートをいただきました! 濃厚なのってりとした食感ですが、味はさっぱりとしたレモンの味でとっても美味しかったです☺️
2 日目
ローマ・テルミニ駅 | 10分
2日目は、ローマから特急に乗り芸術の街フィレンツェへ! ローマテルミネ駅から出発です!! イタリアの特急はカラフルでかっこいいですね🚆 途中途中の景色がカントリーで、凄くノスタルジーを感じました、、。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 | 1時間
フィレンツェに着いたらまずはフィレンツェのシンボル「花の聖母の大聖堂」と称えられるドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)へ!!! 町全体がユネスコ世界遺産「フィレンツェ歴史地区」! その中心にそびえ立つ「ドゥオーモ(Duomoイタリア語で大聖堂の意味です)は、世界中からやってくる観光客でいつも賑わっています🙆♀️ 中でも人気なのが、赤レンガ造りの巨大なドーム型丸天井「クーポラ(Cupola)」と、「ジョットの鐘楼(CAMPANILE)」! 大聖堂は全長153m、ドームの高さはなんと100m以上もある巨大建築になっています! フィレンツェに降り立ってからすぐこれが目に入ってきたので、世界の芸術の凄さに圧倒されてしまいました、、! この芸術に価値観がグワっと変えられちゃいます。。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂 | 30分
そしてドゥオモのすぐ目の前にある「サン・ジョバンニ洗礼堂」! こちらもドゥオモと同じくらい宗教的に大きな意義があり、フィレンツェ人が古くから大切にしてきた建物です。 地元の大理石を使った、完璧な八角形の美しい建物で、有名な「天国の門」などがあります!
シニョリーア広場 | 30分
シニョーリア広場には、まるで野外美術館のように数多くの彫刻作品が設置されていて、驚くべきことにそのほとんどが現在でもオリジナルの作品ばかりなんです!!
ヴェッキオ橋 | 1時間
数々の映画の舞台となった「ヴェッキオ橋」は、幻想的な美しさを秘める不思議な橋! カラフルな建物が橋の上に並ぶなんとも個性的な外観は、世界中の人々を魅了し続けています✨ アルノ川に架かるヴェッキオ橋は、フィレンツェ市民にとって特別な場所なんです! 第二次世界大戦後に街に残った唯一の橋で、現在見られるヴェッキオ橋は14世紀に作られフィレンツェ最古の橋でもあります。 3つのアーチで構成される美しい橋の魅力は、その不思議な構造で、橋の上には2~3階建てのアパートが並び、そこに小さな商店が軒を連ねています。 このような非常に複雑な建築の橋が700年近くに渡って現役で使われていることは、まさに奇跡、、ですよね?
Trattoria TOTO | 1時間
美食の国イタリアの中でも特に肉料理のバリエーションが豊富な街フィレンツェ。 芸術の街としても名高いこの地で伝統的に愛され続けている肉料理の王者がTボーンステーキ!!🐂 見て驚き食べて驚く、一皿で何度でも驚きを体験できる魔法のような巨大ステーキの魅力を実感しました、、!!
レプッブリカ広場 | 2時間
レプッブリカ広場(伊:Piazza della Repubblica、共和国広場)は、フィレンツェだけではなくイタリア各地に存在する広場の総称です! トリノやナポリ、ローマなどにも存在します。 一説には、1946年6月2日にイタリア共和国が成立したことを記念して、この名前が各地に付けられたそうですよ? フィレンツェの中心にある広場としては、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂がある「ドゥオーモ広場」やヴェッキオ宮殿がある「シニョーリア広場」が有名ですが、その2つの中間にレプッブリカ広場があります。 人々が集まる憩いの場として存在する「レプッブリカ広場」には、メリーゴーラウンドがあり、周囲は老舗カフェや歴史的な建築に囲まれています🎠
ポルチェッリーノの噴水(子豚の噴水) | 1時間
街の中心地にある「新市場の回廊(メルカート・ヌオーヴォのロッジャ)」の南側には、フィレンツェのシンボルの一つとも言える「幸運のイノシシ像」が座っています🐷 フィレンツェの人たちからは「子豚ちゃん:ポルチェッリーノ(Porcellino)」という愛称で親しまれていますが、れっきとしたイノシシです笑 イノシシの鼻を撫でると幸運が訪れ、イノシシの舌からのコイン落としに成功すると、願い事が叶うというジンクスがあり、連日観光客で賑わっています!
3 日目
ヴァチカン美術館 | 1時間
3日目は、世界一小さい国「ヴァチカン市国」へ!! 「ヴァチカン美術館」は、カトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂の北側に隣接する「バチカン宮殿」の大部分を占めており、大小あわせて25もの美術館や、ギャラリー、博物館、図書館、礼拝堂や教皇庁の建物があります! その総称として「ヴァチカン美術館」と呼ばれています! 16世紀の初頭、教皇ユリウス2世が宮殿内のベルヴェデーレの中庭に、自らが収集していた古代彫刻を配置したのが起源であり、収蔵品の多くが歴代ローマ教皇のプライヴェートなコレクションであることがこの美術館の特徴です。 ミケランジェロの壁画と天井画で有名な「システィナ礼拝堂」をはじめ、ラファエロによるフレスコ画が観られる「ラファエロの間」や、フラ・アンジェリコの壁画が残されている「ニコラウス5世礼拝堂」など見所も多く、すべてを見て回ろうとすると数日はかかると言われています✨ 主なコレクションとしては、サンドロ・ボッティチェッリ《反逆者たちの懲罰》(1481-1482、システィナ礼拝堂)や、ミケランジェロ《創世記》(1508-1512、システィナ礼拝堂)、ミケランジェロ《最後の審判》(1536-1541、システィナ礼拝堂)、フラ・アンジェリコ《聖ラウレンティウスを助祭に任ずる聖ペトロ》(1447-1449、ニコラウス5世礼拝堂)、ラファエロ・サンティ《聖体の論議》(1508-1509年頃、ラファエロの間[署名の間])、ラファエロ・サンティ《アテナイの学堂》(1509-1510年頃、ラファエロの間[署名の間]、《ラオコオン》(B.C.40-30年頃、ピオ・クレメンティーノ美術館)、ジョット・ディ・ボンドーネ《ステファネスキの三連祭壇画》(1320年頃、バチカン絵画館)、メロッツォ・ダ・フォルリ《奏楽の天使》(1480年頃、バチカン絵画館)があります!! どれも教科書で習ったやつ!!!
サン・ピエトロ寺院 | 15分
ヴァチカン美術館を後にして、こちらもバチカンを代表する建造物である「サン・ピエトロ大聖堂」へ! イエス・キリストの第一の弟子聖ペテロの墓所があったところに建てられたので「サン・ピエトロ大聖堂」という名前になったそう。 バロック様式のサン・ピエトロ大聖堂はキリスト教の建築物としては世界最大でもあります! 6万人を収容できる聖堂内には、11の礼拝堂と45の祭壇があり、主祭壇を覆う 大天蓋は高さ29mにもおよびます、、! 1624年から約10年を費やして完成したバロックの巨匠ベルニーニの手による大天蓋や、ミケランジェロ設計のクーポラなど、、入ったら息を呑んでしまう美術の圧巻さと、神聖な空気感と、異次元な歴史感を体感できます。 とにかく日本でこれに勝るものは無い程、西洋芸術の凄さをとくと味わうことができます。 神への畏怖を芸術に込める、、凄いことです。