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#角間温泉 #湯田中温泉 #温泉巡り
今回は久しぶりに長野県の小さな温泉街、角間温泉の湯めぐりと、湯田中温泉のお宿をめざして1泊2日の旅に行ってきました。
まずは腹ごしらえに長野県小布施にある手打ちそばの「かなえ」さんへ。
メイン通りから奥に入った閑静な住宅街の中にひっそりと建つお店なのですが、お客さんがかなり並んでいて1時間ほど待ちました💦
やはり人気があるんですね❣️
店内に入ると決して広くないものの、座敷には6つのテーブルがあり、障子を通して見える小さな庭は情緒を感じさせるものでした。
テーブル席も2つほどありましたが、「和風」に重点を置いているのでしょう。あくまで座敷が中心となっていました。
メニューはとてもシンプルで
(1)そば粉を100%使った十割(じゅうわり)そば
(2)そば粉を80%、つなぎを20%使った二八そば
(3)普通の温かいそば(そばは、二八そば)
とおおまかに3種類。温かいそばは2種類のみです。
十割そばは数量限定で、無くなり次第終了となるそうです。
この日は残念ながら十割そばはもう終了でした💦
そばの実は、八ヶ岳産の蕎麦を厳選し、粗挽きのそば粉を使っているとのこと。
二八そばのざるそばをいただきましたが、とてものどごしがよく、美味しかったです😋
友人は二八そばのとろろ蕎麦を注文。
お店の蕎麦へのこだわりが感じられる、とても美味しいお蕎麦でした❣️
もし何人かで行かれて十割そばがまだあったら、十割そばと二八そばを注文して食べ比べてもいいですね❣️
ほんとはそれをしたかったのですが、残念😭
さて、久々に角間温泉(かくまおんせん)へやって来ました💕
角間温泉は、長野県山ノ内町にある山あいの温泉地で、数軒の旅館と共同浴場のみで構成される、湯田中渋温泉郷の一角に数えられる温泉地です。
中でもようだや旅館は、共同浴場の「大湯」の目の前にある自家源泉を持つ宿で、湯治場の雰囲気を色濃く残す歴史ある宿です。
温泉は加水・加温・循環・消毒すべてなしの、パーフェクトな源泉かけ流しです!
源泉は透明ですがほのかに卵臭。ツルツルした肌触りの良いお湯です。
透明な源泉ですが、湯口にはびっしりと温泉成分がこびりついていました。
ちなみに四角い湯槽が女湯、まあるい湯槽が男湯です。
とても素晴らしい極上湯でした。
今回立ち寄り湯でおじゃましましたが、こちらのお宿、宿泊もとてもリーズナブル!
全12室のうち10室は6畳あるいは8畳のバストイレなしのお部屋なのですが、2室のみバストイレ付きの部屋があります。その2室の部屋付きの浴室では常時、自家源泉のすばらしいお湯がかけ流されているのです!
しかもそのかけ流し浴室付きの部屋には、1人でも2食付き1万2千円(税抜)で泊まることができ、土曜日でも料金アップなどはなく、同じ料金で1人泊可能です。
1人泊や土曜日は料金アップの所が多い中有難いお宿です。
※泉質 PH 8.2 ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
※入浴料 500円
※営業時間 10:00〜15:00
角間温泉には共同浴場が3ヶ所あります。
大湯、新田の湯、滝の湯の3湯♨️
以前は300円の入浴料を払えば外来入浴はどこでも可能だったのですが、去年から地元の方と角間温泉のお宿に宿泊した方のみ入浴可能という形になりました。
その為大湯、新田の湯、滝の湯の写真は一昨年訪れた時の写真ですが、とても素晴らしい共同浴場ですので、ご紹介致します❣️
まずは大湯♨️
大湯は角間温泉のシンボル的存在。
建物は歴史を感じさせる湯屋造りで、閑静で素朴な温泉街の中でも存在感を放っています。
先程のようだやの向かい側に位置しています。
茶色い湯の華が沈殿していて、かき混ぜるとふわっと舞い上がり、鮮度の良さが伝わってきます❣️
もちろん源泉掛け流し。
※泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
※角間温泉のお宿に宿泊者のみ入浴可能
角間温泉の共同浴場の2ヶ所目はこちら、新田の湯♨️
中に入ると脱衣場と湯槽が区切りなくひとつの場所にあります。
昔ながらの浴場の造りですね。
こちらももちろん源泉掛け流し❣️
湯は結構熱々です。
硫黄臭漂う湯は、黒い湯の華が沢山舞っていてやはり極上湯。
地元のおばあちゃん2人が背中を流し合っていて、一緒におしゃべりの仲間に入れてもらいました😊
こういう交流があるのも共同浴場の楽しみのひとつ。
ステキな湯浴みになりました❣️
タイルの柄もレトロで、私は共同浴場巡りをする時、タイルや壁なんかも注目してみています。それぞれに特徴があって面白いですよ❣️
※泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
※角間温泉に宿泊者のみ入浴可能
角間温泉共同浴場の3つめは、こちら滝の湯♨️
ところがこの日、2日間の改装工事をするとの事で、なんとお休みでした💦
ちょうど地元の方がいらっしゃって、中を見せてくださったので写真だけ撮らせてもらいました。
こちらも風情のある浴室でした。
※泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
※角間温泉に宿泊者のみ入浴可能
次に訪れたのは「わくわくの湯」♨️
露天風呂のみで、自家源泉掛け流しの温泉です。
浴場は、広々として使いやすい脱衣所と、洗い場2箇所、露天岩風呂1箇所の、とても機能的かつシンプルな造りをしています。
岩風呂には無色透明のお湯が掛け流されており、白い湯花が所々浮いています。
お湯は塩化物を含む硫黄泉で、ほんのり仄かな焦げたような硫黄臭が心地よい、とても優しい感じのお湯でした。
湯口には湯の花キャッチャーが付けられていたのですが、これが大きい‼️
ちょっと笑ってしまいました😆
面白いのは入場は無人で、駅の改札のような自動改札機が設置されています。
とても合理的😆
開放感たっぷりのいい湯でした。
※泉質 PH7.4 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
※入浴料 500円
※営業時間 10:00〜20:00(19:30最終受付)
さて、角間温泉をあとに本日のお宿、湯田中温泉「一茶のこみち 美湯の宿」へ向かいました。
お宿の近くに「大湯」と「脚気の湯」という共同浴場があるのですが、地元の方と、湯田中温泉に宿泊した方しか入浴することが出来ません。
なので、まずは先にチェックインして、共同浴場の鍵を借りて共同浴場へ先に入りに行こうというわけ☝️
この大湯♨️2度目の再訪ですが、大好きな温泉です💕
入ると脱衣場と湯槽が1箇所にある一体型。
これがまず好きなんです😊
渋い昔ながらの木造の湯殿がまず素晴らしい。
とても趣があります。
湯槽は二つに分かれていて、あつめとぬるめになっています。
しかし、熱めは入れる熱さではありません🔥🔥🔥
熱いのが好きな私は必ず1度は挑戦するのですが、足を入れた瞬間に飛び出て足が真っ赤っかでやけどしそうなレベルです😅
水を埋めるのもぬるめの方へ、との注意書きも書かれています。
ぬるめと言っても普通より熱めの湯温です。
若干の硫黄臭、硫黄味ですが、入ると肌にまとわりつくようなやわらかな感じがあり、出るとさっぱりして、ぽかぽかとよくあたたまるります。
古き良き共同浴場文化を味わえる温泉です😊
※泉質 PH8.2 ナトリウム-塩化物温泉
※湯田中温泉に宿泊の方は入浴可能
湯田中温泉の梅翁寺の前にある足湯👣
足湯とは言うものの、周辺の外湯と同様に、熱めのお湯が供給されています。熱いお湯は湯田中の特徴でもあるので、期待を裏切らず満足できるものです👍💗
透明で臭いもほとんどないお湯ですが、ややすべすべ感があり、しばらくすると足だけでなく体全体がぽかぽかと温まってきます😊
大湯のすぐ近くにあるので、ぜひ立ち寄ってみてください💕
その間の道路には紅葉のプリントがされています🍁
これから紅葉の季節にはこの辺りはまた素晴らしいと思いますよ❣️
※無料
※営業時間 夜明け〜21:00
今回のお宿は「一茶のこみち美湯の宿」です♨️
エントランスもゆったりした雰囲気で、テラスもあります。
旅の疲れがホッと一息つけるような落ち着いた感じです。
まずはお食事編からご紹介します。
夕飯は新鮮なお刺身や、すき焼きなど、写真に載せきれませんでしたが手の込んだ美味しいお料理が並びました。
なんといっても面白かったのは、しいたけ🍄
原木のまま出てきて、これをちぎって網焼きでいただきます😋
さすが長野ですね❣️
とても美味しかったです💕
デザートは場所を変えて、夜景を見ながらテラスでいただきました。
雰囲気も抜群でした❣️
朝食も大きなふっくらした焼き鮭や、フワフワの卵焼き、ツヤツヤのご飯も美味しく、大満足でした😊
さて、お風呂編です♨️
朝と夜で男女入れ替え制になります。
3つの源泉を引き入れた、加水、加温、循環なしの源泉100%掛け流しの湯。
浴場の名前には、小林一茶の句にもちなんだ名前がついています。
●蕗の湯「蕗の葉に片足かけて鳴蛙」
ふきのゆ(写真2.3.4.)
●菖蒲の湯「若様がせうぶをしゃぶる湯どの哉」
しょうぶのゆ(写真7)
そして蕗の湯には檜の露天風呂が、菖蒲の湯には岩風呂の露天風呂があります。
ちょうどいい湯温で、優しい湯はずーっと入っていられます🥰
夜は蕗の湯が女湯、朝は菖蒲の湯が女湯になっていました。
他に有料ですが貸切風呂もあります。
この日は十分温泉も堪能し、ぐっすり眠れました😊
※泉質 PH7.8 ナトリウム-塩化物温泉
※日帰り温泉入浴料 1000円
※日帰り温泉営業時間 11:00〜20:00(19:00最終受付)
翌朝、こちらも湯田中温泉にある共同浴場で宿泊者は入浴することが出来ます♨️
早速朝一番湯を目指して、鍵を借りて行ってきました。
旅館から10秒ほどのところ❣️
小さな小さな共同浴場です😊
朝一番だったこともあるのか、とにかく湯が激アツ🔥🔥
掛け湯だけで目が覚めました‼️
しばらく掛け湯をし、水を出して湯もみをしたらやっと入れるようになりました😍
その気持ちのいいこと❣️
朝一番の新鮮な源泉掛け流しの湯。
なんて贅沢な朝だろう、と幸せな気分になりました🥰
湯田中温泉に宿泊したらこちらも是非入って欲しい共同浴場です。
※泉質 PH8.46 ナトリウム-塩化物温泉
※湯田中温泉に宿泊者のみ入浴可能
今回の旅の最後は「まだらおの湯」で〆湯としました♨️
斑尾高原の中腹に建てられたまだらおの湯。
内湯、サウナの他に、露天風呂もあり、露天風呂からはシラカバの木々をみながらゆっくり湯浴みができます😊
無色透明のアルカリ性単純温泉の湯は、お肌にも優しいツルツルの湯。湯あたりもしにくいですよ。
館内には畳の大広間もあり、地元で取れたそば粉を使った「手打ちそば」も食べられ、オススメです☝️
また周辺にはマレットゴルフ場やキャンプ場もあり、キッチンを完備したキャビンハウスで宿泊もできますよ。
※泉質 PH8.5 アルカリ性単純温泉
※入浴料 450円
※営業時間 10:00〜20:30
今回もたくさんの温泉を堪能した湯巡り旅になりました♨️
本当に日本は温泉大国だと毎回実感させられます。
また良かったらぜひ次回の旅ログも見ていただけたら嬉しいです❣️
see you💕
続きを読む:長野の小さな温泉街、角間温泉から湯田中温泉への湯めぐり旅