三菱航空機は、アメリカの航空機リース会社であるエアロリース社と、三菱リージョナルジェットMRJ90型機の確定10機、オプション10機の購入契約を締結した。


2月に開催されたシンガポールエアショーで購入に関する基本合意を発表しており、正式契約に至ったもの。納入は2018年を予定している。


エアロリース社のジェップ・ソーントン代表は、「今回、航空機リース会社として世界で初めて、MRJ 購入に関する正式契約を締結することができ、大変嬉しく思います。長年の航空機製造の歴史と強固な財務基盤を有する三菱が開発するMRJ は、燃費効率性、客室快適性、環境性能に優れ、リージョナルジェットの新たな価値を市場そしてお客様に提供することができます。エアロリースはMRJプログラムのパートナーとして、三菱航空機と共にカスタマーベースを拡大し、更なる価値向上に貢献したいと考えています。」とコメントした。


これにより、合計受注機数は、確定233機、オプション170機、購入権24機の447機となった。


(写真:三菱航空機)

情報提供元: Traicy