スターフライヤーは、2017年3月期の業績予想を上方修正した。


売上高は横ばいであるものの、営業利益は13億円から27億円、経常利益は13億円から25億円、当期純利益は5億1,000万円から13億円にそれぞれ上方修正した。2016年3月期の当期純利益は25億5,800万円だった。


レベニューマネジメントの強化や「スターユース」運賃の販売促進、「サンクス10thアニバーサリーセール」、「MILLION STARSキャンペーン」などの営業強化と高い搭乗率を維持したほか、想定を超える円高であることから、燃油費や外貨建て費用が大きく抑えられたことが要因。想定為替レートは1米ドル110円、1ユーロ250円。ドバイ原油価格は1バレル52米ドルを前提としている。1バレルあたり1米ドルが変動すると、第2四半期から第4四半期までの9ヶ月間で燃油費が2,900万円増加する。また、1米ドルあたり1円の増加で、同じく9ヶ月間で燃油費と機材費等で5,200万円、経常利益は3,900万円の影響を受けるという。


また、将来の機材の定期整備費用に備えるための定期整備引当金は米ドル建てで金額を見積っていることから、期末日レートの変動により、貸借対照表残高と定期整備引当金繰入額に影響を受ける可能性があるとしている。


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情報提供元: Traicy