高島屋、全日空商事、サムスングループのホテル新羅の3社は、共同で空港型免税店事業を展開するための合弁会社、A&S髙島屋デューティーフリーを、きょう6月1日に設立する。
資本金と資本準備金は9億8,000万円で、高島屋が60%、全日空商事とホテル新羅がそれぞれ20%を出資する。来春にも高島屋新宿店11階に、広さ約2,800平方メートルの空港型市中免税店を開設する。ラグジュアリーブランドや化粧品、時計、宝飾品、雑貨、家電製品、酒、タバコなどを取り扱う。初年度売上目標は150億円。2号店は大阪地区になる見込みで検討を進める。
日本国内の空港型市中免税店は、三越伊勢丹ホールディングスなどが三越銀座店8階に開設。3月31日には、銀座・数寄屋橋交差点にオープンする東急プラザ内に、ロッテが空港型市中免税店を日本で初めて開設した。