大和ネクスト銀行は、過去5年以内に短期間の海外渡航経験のある全国の20歳から79歳までの計1,000名を対象に「海外渡航に関する調査」を実施し、結果を公表した。



まず、全回答者に外貨の取り扱いについて聞いたところ、「外貨での金銭感覚がわからずお金を使い過ぎる」という質問に対し、そう思うと答えた人の割合は51.9%で、渡航者のおよそ半数の人が外貨で支払いをしているとうっかり使いすぎてしまうと答えている。また、「外貨両替は面倒だ」、「外貨両替の手数料がもったいない」、「外貨両替やカード決済の時、為替レートが気になる」との意見に対して同意した人はいずれも過半数を超えおり、外貨両替に対して多くの人が気になる点があると感じていることが分かった。



海外では、日本円から外貨への両替ではなく、外貨での引き出しはどの程度利用されているかを聞いたところ、自分の口座から外貨でお金を引き出したり、カードのキャッシングを利用したことがあるかどうかを聞いたところ、3人に1人が「ある」と回答。「ある」と答えた人は滞在期間が長くなるほど割合が増加し、1ヶ月以上海外へ行った人は半数以上が「ある」と答えている。



最後に、旅行時に両替や引き出しで外貨を用意したものの、帰国時に外貨を余らせてしまったことがあるかどうかを聞いたところ、77.4%と4人に3人以上が外貨を余らせていると回答した。続いて外貨を余らせた人に、いくら外貨が余ったかを聞いたところ、最も多かった回答は「5,000円超10,000円以下」で19.9%。50,000円以上余らせたという人も5%ほど存在し、平均額は16,927円となった。小銭が余るだけではなく、多くの人が高額な外貨を余らせた経験があるようだ。


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情報提供元: Traicy