エイチ・アイ・エス(H.I.S)は、2月22日が猫の鳴き声の「にゃんにゃんにゃん」と「222」の語呂合わせで「猫の日」となっていることに合わせ、エイチ・アイ・エスが運用するSNSの旅好きファンを対象に、「行ってみたい!世界の猫スポット投票キャンペーン」を実施し、そのランキング結果を発表した。



1位は、イタリアの南側、地中海の中央に位置する小さな島・マルタ共和国。7,000年にもわたる地中海文明の文化や歴史が凝縮する治安の良い温暖な気候の島国で、リゾート地としても人気。約42万人の人口の倍近くもいるといわれるほど、マルタ島は猫だらけとなっている。猫に魔除けの力があると信じていた古代エジプト王朝の船が、マルタを含む周辺各国に猫を持ち込んだとされている。



2位は、モロッコのシャウエン。北アフリカ・モロッコ北部のリフ山脈の奥深くにあり、決してアクセスがいい場所ではないものの、「おとぎの国」と絶賛される山間の美しいブルーのこの街は、世界中の旅行者の憧れとなっている。1時間もあれば見てまわることができる青で染められた小さな街には猫がたくさんいる。イスラム教を創始した預言者、ムハンマドが猫好きだったことから、イスラム教徒には猫好きが多いといわれている。この街が青く染められているのは、虫除けという説もあれば、涼しく見えるからという説もある。



3位は、クロアチアのドブロブニク。人気アニメの舞台になったとも言われる街で、オレンジの屋根が連なる迷路のような街並みを歩けば、あちこちで猫にあうことができる。レストランの椅子の上にも猫、魚釣りをする老人の傍にも猫。アドリア海に面した小さな港町には、新鮮な魚が目当ての可愛らしい猫がたくさんいる。



4位は、ギリシャのエーゲ海に浮かぶミコノス島。真っ白い壁と青い海が魅力的で、ハネムーナーにも人気のリゾートとなっている。道端でのんびり寛ぐ猫や、日向ぼっこする猫など、人に慣れている猫がたくさんいる。



5位は、トルコのイズミルから車で約1時間のトルコ西部にあるエフェソス遺跡。大劇場や図書館、アルテミス神殿などたくさんの見所がある、トルコの中でも保存状態が良く人気の遺跡で、たくさんの猫に会うことができる。地域ぐるみで面倒をみているトルコでは、猫好きのトルコ人に愛されて育った人懐っこい猫が多く、のんびりと暮らしている。



6位は、台湾の侯硐。九份にも近く、かつて炭鉱で栄えたこの村は、今や猫と商店が扱う猫グッズで猫村の名に恥じない癒しスポットとなっている。村を歩けばいたるところで人懐っこい猫に出会えるため、世界から“猫好きが集まる村”として注目を集めている。



7位は、イタリアのローマ旧市街中心にあるトッレ・アルジェンティーナ広場。紀元前の共和制ローマ時代の神殿やポンペイウス劇場の一部もあったとされるこの遺跡には猫がたくさんいる。



8位は、インドネシアのバリ島。バリ島ではバリ・ヒンドゥー教が信仰されており、猫は神様に近い存在、神様の使者とされている。猫の置き物を飾っておくと幸運が訪れると信じられており、バリ島の代表的なお土産に「バリ猫」という木彫りの置物がある。そんなバリ島の街中では野良猫よりも野良犬に会う機会の方が多いが、寺院やレストランでは人見知りの猫に会える。



9位は、アメリカのフロリダ州の最南端キーウェストにある、ヘミングウェイ博物館。ヘミングウェイが執筆活動をしていた家(現在は博物館)があり、6本指の猫をある船の船長より譲り受け「幸運を呼ぶ猫」として愛していた。現在、その6本指の猫の子孫が50匹ほど暮らしている。



10位は、スペインのフォルメンテーラ島。地中海最後の楽園と呼ばれている。イビサ島から船でのみ行く事ができる静かな島で、透明度が高い海が魅力のこの地に、たくさんの猫が住みついている。


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情報提供元: Traicy