ANAホールディングスはベトナム航空の発行済株式のうち8.8%をベトナム政府から2兆4310億ベトナム・ドン(約128億円)で取得し、業務・資本提携することで基本合意したと発表した。


ベトナム航空は現在、日本とホーチミン、ハノイ、ダナンを結ぶ路線を運航しており、日本航空(JAL)とコードシェアを行っている。JALとのコードシェアは打ち切られる可能性が高い。ANAはベトナムで高いシェアを占めるベトナム航空と提携することで、ビジネスだけでなく観光需要も大きいベトナムの路線網を強化できる。ANAはベトナム航空に取締役を派遣する計画。


ベトナム航空は戦略的パートナーに最大20%の株式を売却し、ベトナム政府が75%を引き続き保有する計画を発表していた。ANAホールディングスはシンガポールに投資管理を行う子会社を設立しており、ミャンマーのアジアン・ウイングス・エアウェイズへの出資を計画していたが、取りやめている。


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情報提供元: Traicy