DHLグローバルフォワーディングは、新型コロナウイルスワクチンの日本への輸送を受託したと発表した。
ファイザーとバイオンテックがベルギーの工場で製造したワクチンは、ベルギーのDHLグローバルフォワーディングハブから日本に空輸し、通関手続きや一時保管施設への配送、全国の接種場所への配送も担う。マイナス70度で安全に保管するため、DHLの保管施設にディープフリーザーを設置したとしている。
2月12日には全日本空輸(ANA)の貨物便で、ブリュッセルから成田空港に到着。初めてとなる日本への輸送に成功した。FNNプライムオンラインは、今回到着したのは約37万回分と報じており、約380箱を輸送したとみられる。共同通信によると、国内の輸送はヤマトホールディングス、セイノーホールディングス、DHLの3社が担う。