三菱航空機は1月8日、エアロリースと締結済みの契約を、12月31日付けで解除したことを明らかにした。
エアロリースは2016年8月30日、当時のMRJ(スペースジェットM90)を確定10機・オプション10機の発注をしていた。開発再開の目途がついた時点で、改めて再契約の交渉をすることに合意しているという。
エアロリースのジェップ・ソーントン(JepThornton)代表は、「世界の航空機市場が、今後もこのような機体を必要としていることは明らかです。三菱航空機との契約は2020年末に終了しますが、プログラムの早期再開を切に祈りつつ再開の際に再び契約を締結できることを楽しみにしております。」とコメントした。
三菱航空機は10月、事実上の開発凍結を発表していた。