テマセク・ホールディングスを筆頭としたシンガポールのコンソーシアムは、「Connect@Changi」を立ち上げる。
海外からシンガポールを訪問した人とシンガポール居住者の会議を安全に行うため、短期滞在と会議室を擁する施設を、チャンギ国際空港近くのシンガポールエクスポ&マックスアトリアに開発する。ザ・アスコットやチャンギ・エアポート・グループ、シアーズ・ヘルスケア・グループなどが協力する。
2021年第1四半期の初期段階では、670室以上のプレミアムゲストルームと170近くの会議室を擁し、4人から22人まで様々な会議に対応できるようにする。2021年半ばにも完成し、最終的に1,300室以上の客室と、約340室の会議室を設ける。食事は客室の外にある棚にデリバリーされ、自動販売機やデリバリーサービスの利用もできる。スタッフとの接触は最小限に抑えられる。
訪問者には滞在前と滞在中、帰国前に新型コロナウイルスの検査を実施する。訪問者と在住者では、出入り口や換気システムを分離し、会議室はガラスにより隔たれている。(写真:Connect@Changi)