東京都は、12月2日夜に開いた第42回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、東京都を発着するGo To トラベルキャンペーンの利用自粛を求める方針などが発表された。
重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と、糖尿病や心血管の病気などの基礎疾患を持つ人に対し、東京都が営業時間の短縮要請を行っている12月17日まで、利用の自粛を求める。
東京都は国に、キャンセル料は利用者が負担することなく、事業者が負担するキャンセル料は札幌市や大阪市の場合と同様にすること、感染収束後には利用を控えた期間に見合うようキャンペーンを延長すること、すでに配分されている予算枠が利用できるように事業者へ配慮することなどを求めた。
会議では、年代別の死亡割合を比較すると、1月24日から6月30日まで、7月31日から10月31日までのいずれの期間でも、年代が上がるほど高くなっていることなどが示された。