ANAホールディングスは、11月27日に開いた取締役会で、新株の発行と売出しを決議した。



公募で1億2,631万株、オーバーアロットメントと第三者割当でそれぞれ1,369万株をそれぞれ売り出す。これにより、最大で3,321億2,680万円を調達する見通し。



調達資金のうち2,000億円を、2012年8月と2020年3月に発注したボーイング787-9型機とボーイング787-10型機計24機の購入を含む設備投資資金に充当し、残りは2023年3月末までに、長期債務の返済資金に充当する。



ANAホールディングスは、全日本空輸(ANA)が運航するボーイング777型機を中心とした28機の退役前倒しを決定しており、燃費性能の高いボーイング787型機の導入で、特に国内線での受給適合対応力を高められるとしている。

情報提供元: Traicy
記事名:「 ANAHD、公募増資で最大3,321億円調達へ