日本航空(JAL)はミッキーマウスの誕生日にあたる11月18日、ディズニー映画「ファンタジア」公開80周年を記念した特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」の運航を開始した。初便は羽田空港発着のチャーターフライトで、関西方面などを周遊した。
ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約によるディズニーキャラクターの特別塗装機としては11機目で、機材はボーイング767-300ER型機(機体記号:JA622J)。1940年公開の映画「ファンタジア」に登場する魔法使いの弟子の姿をしたミッキーマウスと、ミッキーが羽織るローブの赤色が機体両側面にあしらわれている。
就航初便はジャルパックによる羽田空港発着の周遊チャーターフライトで、抽選で選ばれた192人(ほか幼児7人、JAL関係者10人)が参加。JALによると、応募倍率は10倍を超えたという。搭乗ゲート付近には歴代「ドリームエクスプレス」のモデルプレーンや客室乗務員のエプロンなどが展示され、参加者は自前のぬいぐるみと一緒に写真に収めたりしていた。
映画公開年の1940年にちなんだJAL1940便(運航上の便名はJL4901便)とされたチャーターフライトは、午後1時3分に羽田空港を出発。西に進みながら富士山を望み、大阪府付近で折り返して同空港に午後3時頃帰着した。飛行ルートは、映画公開80周年の「8」にちなんだ8の字だった。機内では、グッズが当たる抽選会やオリジナルグッズの販売が行われたという。
「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」はこのあと、午後6時40分発の福岡行きJAL331便として運航予定。その後は東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡・沖縄/那覇などの国内幹線を中心に、2022年3月頃まで運航される。具体的なスケジュールは、運航前日の夕方以降にJALのウェブサイトで公開される。
▲羽田空港で出発を待つチャーターフライト
▲ゲート付近に展示された歴代「JALドリームエクスプレス」のモデルプレーン
▲ゲート付近に展示された歴代「JALドリームエクスプレス」のモデルプレーン
▲ゲート付近に展示された歴代「JALドリームエクスプレス」のモデルプレーン
▲ゲート付近に展示された歴代「JALドリームエクスプレス」のモデルプレーン
▲ゲート付近に展示された歴代「JALドリームエクスプレス」のモデルプレーン
▲ゲート付近で記念撮影する参加者
▲ゲート付近で記念撮影する参加者
▲チャーターフライトに搭乗する参加者
▲チャーターフライトに搭乗する参加者を見送るスタッフ
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▲参加者に配られた記念品