東芝インフラシステムズは、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の次世代改札機に機能を追加し、処理性能を向上させた。
1台の改札機で顔・QRコード認証の両方式での運用が可能となったほか、マスクなどを着用した際の顔認証の精度を10%向上させた。さらに、ソフトウェア設計の見直しなどにより通過処理速度を40%向上させ、ウォークスルー通行も可能となった。
大阪メトロが実証実験を行っている次世代改札機は、実験開始当初、顔照合技術を用いた改札機とQRコード認証技術を用いた改札機の計2機を設置していた。実験期間は9月30日までを予定し、大阪メトロの社員モニターのみを対象として行う。