ユナイテッド航空は、従業員主導で、ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港にある貨物施設を食糧配給センターに改装したと4月20日に発表した。
この取り組みは、ユナイテッド航空の手荷物チームに属する従業員が考案したもので、新型コロナウイルス感染拡大の中で食糧を必要としている人々を援助する「ヒューストン・フードバンク」を支援するという目的で進められた。
食糧配給センターでは、従業員が、これまでに約160,000ポンド(72,575キロ)の食糧や日用品を選別・梱包しており、ボランティアとして約5,000時間、従事している。
ユナイテッド航空は、約160,000ポンドの食糧をフードバンクや病院に寄付するほか、2,800個のアメニティキットを最前線で働く医療従事者に寄付、他国に取り残された約17,000人をアメリカに帰還させるフライトを100便運航、ニューヨークやカリフォルニアに渡航する医療従事者にフライトを無償で提供するなどの取り組みを実施してきた。