トリップアドバイザーは、全世界で全従業員数の約4分の1にあたる、900人以上の従業員を削減すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うもので、コスト削減計画の一環として、支出削減などに取り組んできたものの、感染拡大がより進行していることから、従業員の一時帰休や大幅な人員削減といった、さらなるコスト削減が必要であるとしている。
アメリカとカナダが600人以上と大部分を占め、残りがそれ以外の国の拠点の従業員となる。退職する従業員には、退職金や再就職支援のパッケージも提供する。サンフランシスコやボストンなど、世界の52ヶ所のオフィスの一部も閉鎖する。
雇用を継続する従業員も、6月から3ヶ月間は週4日勤務とし、基本給の20%を減額する。また、在宅勤務が効果的であることがこの数週間で実証されたとして、リモートワークを完全に取り入れるとしている。