全日本空輸(ANA)は、エアバスA380型機「FLYING HONU」の3号機の受領を半年程度先送りにする。4月3日付の日本経済新聞電子版が伝えた。
当初の予定では、4月中に発注済みの最後の機体となる3号機を受領し、東京/成田〜ホノルル線のエアバスA380型機での運航を、現在の週10便体制から、6月1日より1日2便化する見通しだった。
3号機は「サンセットオレンジ」塗装で、客室は1階の全席をエコノミークラス338席、2階はファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席の計520席を配置している。
エアバスのデリバリーセンターがあるフランスやドイツへの入国が難しいことや、ハワイ州の外出禁止令により東京/成田〜ホノルル線の運休が継続していることから、予定通りの投入は難しいとみられていた。