全日本空輸(ANA)は4月1日、運航乗務員が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。
この運航乗務員は神奈川県在住の50代男性で、3月14日から17日にかけて、東京/成田〜ニューヨーク間を1往復していた。翌18日に喉の痛み、19日に発熱が現れ、23日に地元の病院を受診し、26日に気管支炎と診断された。30日には肺炎と診断されたことからPCR検査を実施したところ、4月1日に新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
ニューヨークを往復した際に同乗した乗務員に体調不良者はいなかった。間接部門スタッフ3人が濃厚接触者とされ、自宅待機している。乗務した機体は消毒済みだという。
3月30日には、アメリカの事業所の管理部門社員が、新型コロナウイルスに感染していることがわかっている。