日本航空(JAL)は、3月29日の就航を予定していた、東京/成田〜ベンガルール(バンガロール)線の就航を延期すると発表した。就航日は決定次第発表する。
機材はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス構成のボーイング787-8型機を使用し、毎日運航する計画だった。インド政府は、外交や就労などの一部を除く全ての査証(ビザ)の効力を、世界標準時3月13日正午以降のインドへの渡航開始分より停止すると発表している。2月27日には、日本人と韓国人向けのVisa on Arrival(到着査証)のサービスを一時的に停止し、3月3日には、日本人に対する全ての発給済みビザを無効化した。
ベンガルールはインド南部の位置し、デリー、ムンバイに次ぐインドで第3位の市域人口を擁する都市。IT産業が盛んで「インドのシリコンバレー」と呼ばれているほか、自動車やバイオテクノロジー産業が発達している。