オーストラリアの航空格付け会社、エアライン・レイティングス(AirlineRatings)は、2020年の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」にニュージーランド航空を選出した。
部門別では、ファーストクラスはシンガポール航空、ビジネスクラスとケータリングはカタール航空、プレミアムエコノミーはニュージーランド航空、エコノミークラスと客室乗務員はヴァージン・オーストラリア、機内エンターテインメントはエミレーツ航空、国内線エアラインサービスとラウンジはカンタス航空、ウルトラLCCにはベトジェットエアをトップに選出している。最も改善した航空会社にはセブパシフィック航空を選んだ。
また、長距離路線で優れた航空会社には、デルタ航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、エミレーツ航空、キャセイパシフィック航空の4社、ベストLCCにはジェットブルー航空、ウィズエアー、エア・アラビア、エアアジア・エアアジアXを選出した。
評価内容には、乗客のレビュー、機内設備、安全性、収益性、保有機材の機齢、環境保護方針などが含まれている。エアライン・レイティングスのジェフリー・トーマス編集長は、「ニュージーランド航空は事実上すべてのカテゴリーで首位を守っており、これは驚くべき偉業であると言える」とコメントしている。
■ランキング
1位:ニュージーランド航空
2位:シンガポール航空
3位:全日本空輸(ANA)
4位:カンタス航空
5位:キャセイパシフィック航空
6位:エミレーツ航空
7位:ヴァージン・アトランティック航空
8位:エバー航空
9位:カタール航空
10位:ヴァージン・オーストラリア
11位:ルフトハンザ・ドイツ航空
12位:フィンエアー
13位:日本航空(JAL)
14位:KLMオランダ航空
15位:大韓航空
16位:ハワイアン航空
17位:ブリティッシュ・エアウェイズ
18位:アラスカ航空
19位:デルタ航空
20位:エティハド航空