東海汽船は5月30日、新造ジェットフォイル船の起工式を川崎重工業神戸工場にて執り行った。
ジェットフォイルは、ボーイング社のオリジナルデザインの旅客船で、2つのジェットエンジンで毎秒3トンの海水を後方に噴き出し、時速約80キロメートルで航行できる。川崎重工業でジェットフォイルを建造するのは、1989年から7年間に渡って15隻を造って以降、25年ぶりのこととなる。
名称は「セブンアイランド結(ゆい)」で、美術家の野老朝雄氏がデザインを手掛けた。