東京急行電鉄(東急電鉄)は3月27日に開催した取締役会において、商号変更を決議したと発表した。新たな商号は「東急株式会社」。



事業持株会社としての開発機能と資産ポートフォリオマネジメント機能を担うとともに、成長戦略を推進する役割を明確にするためとしている。商号変更日は、第150期定時株主総会に付議予定の「定款一部変更の件」が承認可決されることを条件として、9月2日の創立記念日となる予定。



また、東急電鉄を分割会社とする会社分割を行い、全額出資により新たに設立する新会社に鉄道事業を承継させることを検討しており、分割準備会社として「東急電鉄分割準備株式会社」を4月25日に設立する。代表取締役社長は東急電鉄の渡邊功・専務執行役員。なお、東急電鉄分割準備株式会社は、9月2日に「東急電鉄株式会社」に商号変更することを予定している。

情報提供元: Traicy
記事名:「 東急電鉄、「東急」に商号変更 鉄道事業分社化へ