阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は、3月20日に阪神なんば線開業と阪神・近鉄の相互直通運転開始から10周年を迎えることを受け、10周年記念企画を実施する。
企画第1弾として、両社は10周年記念ロゴを作成し、1月16日より記念ロゴマークのステッカーを掲出した車両とラッピング列車の運行を開始した。阪神車両のラッピング列車は約2年間の運行を予定している。
また、阪神ステーションネットは「阪神・近鉄つながって10周年」記念ツアーを発売し、貸切列車を利用する旅行商品を発売する。
阪神なんば線は、2009年3月20日に結ばれた西九条〜大阪難波間とそれまでの西大阪線(尼崎〜西九条間)を総称する路線として開業した。阪神なんば線の開業により、阪神と近鉄の相互直通運転を開始し、阪神三宮から近鉄奈良間を一本の列車で移動することが可能となった。2017年度には1日あたり平均9.5万人が利用している。