カタール航空は、中国南方航空の株式のうち5%を取得したと明らかにした。
カタール航空のアクバ・アル・バクルグループ最高経営責任者は、中国南方航空は「世界でも重要なプレーヤー」とした上で、「中国南方航空とカタール航空の補完的な強みとリソースを考え、両社の顧客に利益をもたらす長期的な関係を築ける」とコメントした。カタール航空は、インターナショナル・エアライン・グループ(IAG)へ20%、LATAMエアライングループへ10%、エアイタリーへ49%、キャセイパシフィック航空へ9.99%をそれぞれ出資し、関係を強化している。
中国南方航空へはアメリカン航空も出資し、両社の提携関係を強化。中国南方航空は航空連合のスカイチームを2018年をもって脱退しており、アメリカン航空やカタール航空が属する、ワンワールドへの加盟準備を進めるものとみられている。