ユナイテッド航空は、プレミアムエコノミークラス「ユナイテッド・プレミアムプラス」の販売を12月3日より開始した。
ユナイテッド航空として初となる、エコノミークラスのプレミアムシートで、2019年3月31日より一部の国際線で提供を開始し、5月にかけて21路線に提供路線を拡大する。日本路線では、東京/成田〜ニューヨーク/ニューアーク・サンフランシスコ線の2路線が対象となる。
無料での手荷物の預け入れやプレミアアクセス・カウンターでのチェックイン、優先搭乗といったサービスのほか、空港ラウンジのユナイテッド・クラブも割引料金で利用できる。座席は従来の座席より肘周りのスペースやリクライニング角度が大きくなり、ビジネスクラスと同様に「サックス・フィフス・アベニュー」のブランケットと枕、ノイズキャンセリングヘッドフォンも提供する。頭上には専用の荷物棚を設ける。
ユナイテッド航空のアンドリュー・ノセラ執行副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーは、「今回のユナイテッドプレミアム・プラスの導入により、お客様により多くの選択肢と、それぞれのお客様が求める最適なプロダクトをご提供できるようになります。ユナイテッド・プレミアムプラスには、ユナイテッド・ポラリスで使用している高品質なアメニティも一部取り入れており、エコノミー・クラスにおいてワンクラス上の旅行体験を希望される方には、最適なプロダクトになると確信しています」とコメントしている。
ユナイテッド・プレミアムプラスの座席は、今夏から一部のボーイング777-200型機とボーイング777-300型機に導入しており、11月初旬に導入したボーイング787-10型機には受領時から設置している。