ベトナム運輸省は、FLCグループが設立したバンブー・エアウェイズに対し、航空運送事業許可(AOC)を行った。
FLCグループが重点的投資を行っているベトナム国内の観光地をはじめ、将来的にはアジアや北米への路線展開を目指す。まずは国内線から年内にも運航を開始する。当初は10月10日に初飛行を予定していた。
ボーイング787-9型機を20機、エアバスA321neoを24機導入する計画で、リース機としてエアバスA319型機とエアバスA320型機を導入して運航を開始する見通し。フルサービス航空会社と格安航空会社(LCC)を組み合わせた、ハイブリッド航空会社を目指すとしている。
FLCグループはベトナム最大の複合企業の一つで、不動産開発やホテル建設と経営、金融サービス、鉱業など幅広いビジネスを手がけている。これによりベトナムの航空会社は5社となる。