9月28日午前9時30分頃、ミクロネシア連邦のチューク空港で、ポンペイ発チューク経由ポートモレスビー行きのニューギニア航空PX073便(ボーイング737-800型機、機体記号:P2-PXE)がオーバーランした。



着陸時には雨が降っており、視界が悪かったという。オーバーラン後、機体は環礁内に着水した。ニューギニア航空によると、乗員12人と乗客35人は地元住民の小舟で救出された。



ミクロネシア日本国大使館の情報によると、負傷者1名が確認されており、チューク州立病院で治療中。それ以外の乗員乗客に負傷者はいないという。日本人の搭乗者は確認されていない。なお、事故の影響で航空便に影響が出る可能性があるとしており、利用者には注意を呼びかけている。



チュークには世界最大級の環礁があり、海の透明度が高く、レック(沈船)ダイビングのメッカとして世界中のダイバーが集まるっている。9月1日からは、ニューギニア航空が東京/成田〜ポートモレスビー線をチューク経由に切り替えて運航している。

情報提供元: Traicy
記事名:「 ニューギニア航空機、チュークでオーバーランし着水 乗客1名が負傷