日本航空(JAL)は、東京/成田〜シアトル線を2019年3月31日より開設すると発表した。27年ぶりの運航再開となる。
日本とアメリカ主要都市間の需要は上位20都市で全体の84%を占めており、シアトルはロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ラスベガスに次いで5番目に需要が大きい都市だという。マイクロソフトやアマゾンなどの最先端企業の拠点でもある。北米西海岸の就航都市はバンクーバー、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴを合わせた5都市へと拡大し、就航路線は6路線となる。アメリカン航空との共同事業に含まれる。
フライトは、東京/成田を夕方に出発し、シアトルに同日昼頃に到着する。折り返し便はシアトルを午後に出発し、東京/成田には翌日夕方に到着する。東南アジア路線との乗り継ぎも可能で、接続需要の獲得も目指す。
機材はビジネスクラス36席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス88席の計159席を配置した、JAL SKY SUITE仕様のボーイング787-8型機を使用する。航空券の販売は11月5日午後2時より開始する。
また、2016年から行っているアラスカ航空との共同運航(コードシェア)を同日より拡大し、これまでの18地点から38地点を追加した56地点へと広げることで、乗り継ぎの利便性を高める。コードシェア路線や予約販売開始時期は準備が整い次第発表する。マイレージ提携も実施しており、アラスカ航空のマイレージ会員に対する訪日需要の獲得にも期待する。
2019年度中に、東京/成田〜バンクーバー・サンディエゴ線の2路線へもJAL SKU SUITE仕様の機材を投入する計画で、長距離国際線でのビジネスクラスのフルフラット化を完了する。
JL068 東京/成田(18:00)〜シアトル(11:00)
JL067 シアトル(14:20)〜東京/成田(16:30+1)