JR東海は、2020年度に営業投入を予定している新型車両N700Sについて、短編成での走行試験を実施すると発表した。
N700Sは3月から確認試験車による基本性能試験が行われており、8月末までは制動距離やフルアクティブ制振制御装置性能などを確認。9月11日・12日にはバッテリー自走システムによる走行試験を時速約5キロで実施し、機能に問題ないことを確認した。
今後、様々な編成両数に変更可能である「標準車両」としての性能を確認するため、10月10日から約2か月間、16両編成を8両編成に変更して走行試験を実施する。
その後、2019年3月頃からは16両編成での長期耐久試験、同年5月頃にはバッテリー自走システムによる時速約30キロの走行試験を予定している。