京王電鉄は、8月25日から京王線柴崎駅の列車接近メロディーを「今日の日はさようなら」に変更する。
「今日の日はさようなら」の作詞・作曲者である金子詔一氏は、警視庁少年課の職員だった大野重男氏と共に、ボランティアグループ「ハーモニィサークル」(現公益財団法人ハーモニィセンター)を立ち上げ、当時、大野氏の自宅があった柴崎や市立つつじヶ丘児童館等を中心に、子供会活動や若者たちと夢を語りあう仲間づくりや、作詞作曲活動に取り組んだ。
今回、柴崎駅周辺にゆかりのある曲を列車接近メロディーとして導入することで、柴崎駅を利用する乗客に親しみを持ってもらう狙いだ。演奏は、同駅のある調布市にある桐朋学園大学音楽学部の教員・学生が担当する。導入日の8月25日は、森山良子氏による1966年に楽曲のリリース日にちなむ。