JR東日本は、新幹線上野~大宮間の所要時間の短縮に向け、最高運転速度の向上に取り組むと発表した。
同区間では沿線への騒音低減などのため、現在は最高速度が時速110キロに制限されている。これを地上設備の改良工事によって時速130キロまで引き上げる計画で、同区間の所要時間は最大1分程度短縮されるとしている。
改良工事には5月下旬から着手。戸田公園~戸田間、戸田~北戸田間、南与野~与野本町間の一部区間の計約2キロで吸音板を設置、戸田~北戸田間、南与野~与野本町間、与野本町~北与野間の一部区間の計約1キロで防音壁のかさ上げを行う。工事期間は概ね2年程度を予定している。
具体的な速度向上開始時期やダイヤ、列車の設定等については決定次第発表する。