エアバスは、エミレーツ航空とエアバスA380型機を最大36機追加発注する覚書を締結したと発表した。
確定20機、オプション16機の発注で、カタログ価格で160億米ドルとなる。引き渡しは2020年より開始することを予定している。覚書はアラブ首長国連邦のドバイで、エミレーツ・グループのシェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム会長兼最高責任者とエアバスのジョン・リーヒー民間航空機部門顧客担当最高執行責任者との間で交わされた。
エミレーツ航空は2008年7月にエアバスA380型機の初号機を受領。2017年11月3日には、ドイツのハンブルクで100機目となるエアバスA380型機を受領している。燃費効率の良い中型機を活用したポイント・トゥ・ポイントでの路線開設が増える中、エアバスA380型機の発注は伸び悩んでおり、世界最大のエアバスA380型機のオペレーターであるエミレーツ航空の発注の動向に注目が集まっていた。