全日空(ANA)は、アメリカ国土安全保障省の運輸保安局(TSA)が運営する、TSA Pre✔(TSAプリチェック/TSA事前審査プログラム)に、10月25日午後11時(日本時間)より日本の航空会社として初めて参加する。
ANAが発着するアメリカ国内の9空港を出発する際に、対象者は保安検査場で専用レーンの利用ができるようになる。保安検査では、靴・ベルト・薄手のジャケットの着脱や、機内持ち込み手荷物に収納されたノートパソコン、液体物の取り出しも不要となる。予約時やチェックイン時に必要情報を登録する必要がある。
対象となるのは、アメリカ市民と永住権保有者が申請できるTSA Pre✔の有資格者、アメリカ税関・国境取締局(CBP)が運営する事前審査プログラムの有資格者のうち、「Global Entryプログラム」、「NEXUSプログラム」、「SENTRIプログラム」資格者、国防総省関係者、対象者に同伴する12歳以下の利用者。