スカンジナビア航空は、8月からバイオジェット燃料の提供を開始したノルウェーのベルゲン空港で、バイオジェット燃料の導入を開始した。ベルゲン空港でバイオジェット燃料を導入する初の航空会社となる。
航空分野での二酸化炭素排出量は右肩上がりで増加していることから、国際航空運送協会(IATA)は2020年までに燃料効率を毎年平均1.5%ずつ改善し、2050年までに航空業界の二酸化炭素排出量を抑制することを目指している。
バイオジェット燃料は、食用廃油、生ゴミ、タバコ、藻類、木材などの有機物から得られる油成分を精製して作られる。現在は化石燃料より割高であるものの、今後は低廉化することが予測される。