エイチ・アイ・エスは、3月18日から20日に予定していた福島〜ソウル/仁川線のチャーター便の運航会社を、チェジュ航空から日本航空(JAL)に変更した。
チャーター便は、3月18日の午後0時40分に福島空港を出発し、ソウル・仁川国際空港に午後3時5分に到着。折り返し便は3月20日の午後4時30分に仁川国際空港を出発し、午後6時35分に福島空港に到着する。機材は大型化し、ビジネスクラスやプレミアム・エコノミークラスの座席を使用するツアー商品も販売されている。当初はチェジュ航空が運航する計画だったものの、福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染を危惧し、福島空港への就航を見合わせると報じられていた。
福島県の内堀雅雄知事は、3月13日に開かれた定例会見で、「ツアーを楽しみにされている方が大勢いると伺っておりました。結果として予定通りの日程でツアーが催行されることとなった点は、安心しております。一方で、チェジュ航空さんが福島空港への発着を取り止めると判断されたことは残念です。同社に対して、引き続き、福島空港の安全性を理解していただけるように、丁寧に働きかけていきたいと考えています。県としては、今後とも国や関係機関等としっかり連携しながら、福島県の現状、復興の取組など、正確な情報発信に努めて、風評払拭に努めてまいります。」とコメントした。