入場してきた展示車たちは屋内展示場のほか、屋外にも陳列される。アイメッセ山梨がカスタムカー一色に染まるのだ。真夏のような日差しのもと、来場者たちが屋内外を練り歩き、活気ある1日になった。
屋外の展示スペースから屋内へと向かう。すると入り口付近に迷彩柄の服装に身を固めた自衛官の姿。このイベントには自衛隊が正式に協力をしていて、「自衛隊パジェロ」と呼ばれる1/2tトラックが展示されていた。内部へ乗り込むことはできないが、ドアが開けられ内部まで見えるようにされていたためマニアの熱い視線を浴びていた。
屋内へ足を踏み入れると、広大なスペースのほとんどをカスタムカーが埋め尽くし、まさに圧巻の光景。もちろん入場するには検温と消毒のほか、入場する代表者の氏名と連絡先をアンケート用紙に記入しなければならず、感染対策が徹底している。マスク着用は言うまでもないこと。
会場に数多く展示されていたランボルギーニたちは、その多くがリバティウォークによりカスタムされた個体たち。ボディキットだけでなくカラーリングにもこだわったスタイルは独創的で非常に目立つ。会場にはリバティウォークのオーバーフェンダーを装着したフェラーリ・テスタロッサも展示されていたのだが、ランボルギーニたちの迫力を前に控えめな印象すら受けたほどだった。
今や世界的な人気を誇るポルシェ911のチューナーであるラウヴェルト・ベグリフ、RWB。人気を反映してショップのホームページは全編英語で説明されているほどで、オリジナリティ溢れるスタイルに人気が集中している。この日は3台のRWBカーが展示された。
今回の目玉は映画『ワイルド・スピード』の劇中車レプリカたち。実に8台もの劇中車が集まり、数多く撮影されたシリーズで印象に残る車種たちが勢揃いしたかのようだった。このワイスピ軍団は追って詳細をお伝えする予定なので、お楽しみに!
会場の模様を駆け足に紹介したが、追って注目のカスタムカーたちを紹介する予定だ。