5月18日、アウディジャパンはプレミアムアッパーミディアムクラス「A6」シリーズの価格・装備を一部変更し、同日発売した。

オプションのSラインパッケージは9万円の値下げとなる43万円に

A6は、アウディの伝統と哲学、そしてテクノロジーを凝縮した中核モデルであり、1968年に前身にあたる「アウディ100」の初代モデルが発売されて以来、50年以上の長きにわたって販売を継続しているブランドの最長寿シリーズ。その初代アウディ100から数えて8代目にあたる現行のA6シリーズは、2019年に登場した。マトリクスLEDヘッドライトやダイナミックターンインディケーターの採用をはじめ、エレガントで品質感のある内外装デザイン、アルミを多用した軽量ボディ、高効率なTFSIエンジンとSトロニック、quattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システム、運転支援アシスタンスシステムなど最新テクノロジーを惜しみなく投入し、このクラスに新たな基準を打ち立てている。




このたびの変更では、「40 TDIクワトロ・スポーツ」と「45 TFSIクワトロ・スポーツ」の価格をより求めやすく改定し、エントリーグレードとした(40 TDI クワトロと45 TFSIクワトロは廃止)。150ps/400Nmを発揮する新開発の2.0ℓ直列4気筒ディーゼルターボエンジンの40 TDI、そして180ps/370Nmを発する2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンの45 TFSIはともに12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせており、ベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)が6kW(約8ps)/60Nmの力でエンジンをアシストするなど、高効率と優れたダイナミクス性能を両立するハードウェア構成となっている。




さらにオプションのSラインパッケージの価格を43万円へと9万円の値下げを実現。それでいながら従来の装備(Sラインエクステリア/5アームダイナミックデザイン19インチアルミホイール/デコラティブパネル/マットブラッシュトアルミニウム/ヘッドライニングブラック/バルコナレザーS lineロゴ/マルチカラーアンビエントライティング/HDマトリクスLEDヘッドライト)に加えて、サラウンドビューカメラ、パークアシストプラス(45TFSIではカーブストーンアシスト)、電動チルト/テレスコピックステアリング、電動トランクリッド(セダンのみ)を設定。価格改定および装備の充実を図り、より一層、競合優位性を高めている。

●アウディ「A6」シリーズモデルラインナップ


〈セダン〉


・40 TDIクワトロ・スポーツ:759万円(旧価格792万円)


・45 TFSIクワトロ・スポーツ:789万円(旧価格799万円)


・55 TFSIクワトロSライン:1045万円※


・S6セダン:1303万円※


〈アバント〉


・40 TDIクワトロ・スポーツ:795万円(旧価格828万円)


・45 TFSIクワトロ・スポーツ:825万円(旧価格835万円)


・55 TFSIクワトロSライン:1081万円※


・S6アバント:1339万円※


・RS6アバント:1764万円※


※印付きグレードの価格は従来から変更なし/表示価格は消費税込み
●アウディ公式WEBサイト「A6」
情報提供元: MotorFan
記事名:「 アウディが「A6」シリーズの価格・装備を一部変更。「40 TDIクワトロ」と「45 TFSIクワトロ」はより手が届きやすい価格に