ひびき工場(福岡県北九州市若松区響町1丁目1-8)は、産業廃棄物である廃液を脱水し、微生物の力で浄化処理する工場として、2000年に竣工した。廃液のみを処理する施設としては国内最大規模で、これまでに2,315,875トンの中間処理を行い、海洋汚染防止に務めてきた(2021年2月現在)。 また、処理過程における副産物の再利用にも着目し、2018年には、飲食店の厨房廃液などから油分を濃縮する、再生油製造事業を開始し、すでに化石燃料の代替燃料として販売している。